筒井康隆『七瀬ふたたび』

筒井康隆『七瀬ふたたび』を読みました。
 

 
読心能力を持つ火田七瀬と、他の超能力者とのふれあいや、彼女らを殲滅せんとする警察との戦いを描きます。
最後の方とか、まさに現代に読まれるべきではないかなあ。少数者の迫害が、常に起こりうるというのは認識として持っておかねばなりますまい。私たちは、七瀬らに果物や缶詰を売るのを拒否し、警察使って抹殺せんとする側の人間であるのだ。
 
名著。もっと早く読めばよかった〜。
 
今年1冊目。
※図書館で借りた本。


 

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