箱根と芦ノ湖に行きました。
(三日目 大涌谷からの富士山)
ゴールデンウィークの予定が決まっておらず、4/26(Fri)に帰宅してから楽天トラベルを検索・・・すでにいっぱいでしたが、箱根湯本の宿を何とか確保できました。2013/5/4~6の2泊3日の旅であります。
去年も行きましたが、温泉には何回行ってもいいものであります。というか他の場所が空いてなかったので、選択肢はありませんでした。
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使ったガイドブックは「楽楽 箱根」です。るるぶってサイズが大きいので、私はあまり使いません。
では第一日目。
第二日目はこちら。第三日目はこちら。
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朝6時半過ぎに起床して準備。カメラはD7000と単焦点レンズにしました。身軽でいいかなあと。
レンタルDVDをTSUTAYAに返却しつつ、JR市川駅に向かいます。
私は千葉の市川市に住んでおります。市川から箱根湯本にどう行くかが問題です。前回はロマンスカーを利用しました。つまり市川から新宿に出て、ロマンスカーで一路箱根湯本。今回はルートを変えようと思いまして、東海道線を使うことにしました。ローカルの東海道線です。新幹線は高いので却下しました。
市川からだと何がいいって、ずーっとグリーン車に乗れるんです!グリーン券は出発地から到着地まで共通なので、750円(土日料金)で市川~小田原までのグリーン券をゲットできるのです。横須賀線と東海道線のグリーン席はそんなに混まないので、非常に快適でありました。
東海道線では爆睡しまして、あっという間に小田原着。小田原から箱根湯本までは各駅停車です。小田原駅で「箱根フリーパス」の3日間モノを購入。4,400円もしますが、小田急電鉄・箱根登山鉄道・箱根ロープウェイ・箱根登山バス・箱根観光船・小田急箱根高速バス・沼津登山東海バスに3日間乗り放題です。なんと太っ腹な!お得です。オススメです。
箱根湯本着。10時過ぎだったでしょうか、ものすごく混んでおりました。箱根登山鉄道には大渋滞が出来ていました。こりゃきついなあと思って、とりあえず大きな荷物を駅のコインロッカーにしまい込み、バスでの移動に切り替えます。初日は強羅~宮ノ下あたりを散策しようと思っていたので、まずは宮ノ下を目指しました。
・・・が、ここで失敗。乗ったのが伊豆箱根バスでした(ライオンズのライオンマークのバス)。伊豆箱根バスにはフリーパスが使えません。気をつけましょう・・・。ともあれ、めげずに宮ノ下に到着。箱根登山鉄道はスイッチバックしたりして面白いのですが、バスもかなり快適でした。箱根駅伝を走っている気分?になれて楽しいです。時間もバスのほうが早いんじゃいかな。行き先によってはバスを選択するべきでしょう。
宮ノ下を歩くと「富士屋ホテル」に到着しました。
明治11年(1878年)創業の日本初のリゾートホテルです。建物が美しく、庭園も見どころがありました。
富士屋ホテルを出て再び歩きます。
お昼時になったのでどこにしようかなあと思っていたら、「鮨みやふじ」の看板を発見。何やらアジ丼が売りの様子。入ることにしました。アジ丼とオリジナルの巻物2品がついた「みやふじ御膳」(2,100円)をセレクト。アジはタレで和えてありますので、何も加えずにそのままいただきます。おいしーい!生臭さもなく、非常に新鮮な感じでした。お店のオリジナルの巻物も美味美味。当たりでありました。
食後はしばらく腹ごなしのために歩いて「小涌谷」に向かいました。
箱根は歩道が整備されていないので、あまり歩きまわるのに適した場所ではありません。基本は登山鉄道か、バスでの移動にするべきだと思います。歩道が無いので危なっかしかったのですが、途中で小涌谷への近道を発見。少しハイキング気分を味わいつつ(そういう感じの道なのです)、小涌谷に到着。バスを待って、「蓬莱園」に行きました。ツツジがある公園で、まさに今が絶好の季節なのです。
蓬莱園のツツジは見事でした。満開、にはまだ遠かったかな。
ツツジ見ていたら仕事の電話が入る・・・しばし対応・・・メールも打ったりして・・・。
蓬莱園を見終わって、小涌谷に戻ろうとしてガイドブックを読んでいたところ、「千条の滝(ちすじのたき)」という、高さ3m、幅25mの滝があることを知りまして、行ってみました。物静かでいい感じでありました。人もそんなに居なかったし。
千条の滝はハイキングコースの一部になっていて、道標見ると小涌谷はこちらと書いてあります。辿って歩いて行ってみると、さっきバスにのった小涌谷バス停にたどり着きました。なんだ歩いて行っても良かったのね。
小涌谷で箱根登山鉄道に乗り、強羅を目指します。彫刻の森美術館に行こうかと悩んだんですが、「箱根美術館」に行くことに決定。強羅から箱根ケーブルカーに乗り換えて、公園上で降りてすぐのところにあります。ところで、箱根登山鉄道の車掌さんで面白い人が居ますねえ。ガイドしてくれるのですが、笑いを取っていました。なかなかやるな。落合さんという名前でした。
さて「箱根美術館」ですが、やきものを中心に展示していますが、美術館としては大きくはありません。なおかつ、美術館を建てた岡田茂吉は世界救世教の創設者でもあり、岡田茂吉記念館を見ても新興宗教的です。が、庭園は素晴らしいです。これは見る価値あると思います。
箱根美術館の後は、隣接している「強羅公園」をうろうろ。入場料が必要ですが、フリーパスを持っている人は無料です!素晴らしい。ここでもツツジを楽しむことが出来ました。こちらのほうがよく咲いていましたね。
帰りは強羅から箱根登山鉄道で箱根湯本に帰ります。うーん、大混雑でした。中途半端な姿勢で立ちっぱなし。疲れました。
初日の宿は「箱根湯本温泉 箱根水明荘」です。
・・・正確に言うと、箱根水明荘の別館である「POSADAすいめい」でした。シングルユースに特化した別館で、小さなビジネスホテルの趣です。景色も良くはありません。早川は見えません。音は聞こえて風情ありますが。まあその代わり、ゴールデンウィーク直前でも空いていたわけです。なおかつ安い!そのくせ、箱根水明荘の温泉に入りたい放題!文句は付けられません。部屋はかなりイマイチでしたが。
いわゆる素泊まりだったので、夕食をどうしようか悩みました。窓の外を見てみたら「湯葉丼の店 直吉」が見えました。「湯葉丼」ってなんだ?と思ってガイドブックを見たら載っていました。湯葉を鰹だしのツユで煮込んで卵でとじたものを、ご飯にかけていただくらしい。これは行くしかありません。17時でしたが、早い夕飯もいいかなあと思って出かけました。
うまーい。ふわっふわです。湯葉丼とはよく思いつきましたねえ。非常に美味しくいただきました。
食後は散歩を兼ねて買い出し。
お酒は純米吟醸の「箱根山」にしました。
【酒の百名山・神奈川地酒】箱根山 純米吟醸酒(ブルーボトル) 720ml |
ビールも買いました。セブンイレブンですべて済ませました。おつまみに悩んだのですが、鈴廣の「かをり巻」にしました。かまぼこをシソで巻いてあります。
小田原・箱根・伊豆土産に。美味しいかまぼこは《小田原鈴廣蒲鉾(かまぼこ)》かをり巻《小田原 … |
旅館に戻って早速温泉です!
別館なので、部屋で浴衣に着替えてから本館に向かいます。下駄をカタコト言わせて温泉に向かうなんて風情あります。良い感じです。温泉は最上階。露天風呂は男女兼用で、男性は遅くにならないと入れないと書いてあります。うーん、露天は出直しだな。気を取り直して最上階の温泉に向かいました。エレベータでは、ホテル従業員のおばちゃん3人と同行。まあ盛り上がる盛り上がる。「うるさくてごめんねー」だって。いいですね~。箱根っぽいね。都内のホテルだとこうはいきませんからね。とりようによっては馴れ馴れしいが、実のところそんなことはないというこの距離感。素敵な体験でした。
「箱根水明荘」の温泉は大きくはありません。しかし、最上階(6階)にあり、川沿いであるため、景色が非常に良いのです。なおかつ、時間が良かったのか、利用者は私だけでした!いやー、温泉を満喫しました-。フニャ~。
温泉でふやけた後は部屋で酒盛りです。ビールうまい。日本酒「箱根山」もなかなかイケます。「かをり巻」とつまみに「箱根山」を飲む・・・って、なんて箱根を満喫しているんでしょう!
22:00以降は露天風呂が男性用になります。
酔ってはいましたが(おいおい)、22:30頃に露天風呂に行きました。ちょうど同じタイミングで、とある親子と一緒でしたが、彼らは途中で去って行きました。ということで、露天風呂も独占です!真っ暗で何も見えませんでしたが、大変心地よいものでした。いやー、素晴らしい・・・。
そんなこんなで初日の夜は更けていきました・・・。