衆議院議員選挙

9/11に予定されている衆議院議員選挙ですが、出張の可能性があるので期日前投票をする予定です。
 
さて、選挙前なので新聞に各政党の政策についていろいろ載っているのですが、やっぱり自民党と民主党の政策は似てしまっています。年金は、民主党が一元化を訴えているのですが、自民党も将来は一元化を目指すらしい。また郵政は自民党が民営化で、民主党が限度額引き下げなのですが、民主党も結局将来的には民営化か廃止にするみたいです。
(上記、いずれも2005.8.31(水)日経朝刊3面を参照)
 
小泉首相が今回の選挙は単純で「郵政民営化に賛成か反対か」(同上2面)で選べと言うのですが、衆議院議員選挙である以上国政も外交も問われるわけで、そんなに単純ではありません。
(このような単純な人の率いる党へ投票することはないですね、私は)
 
対立点が非常にわかりにくい。
そもそも、現在大きい政党でみると、
 
自民党 vs 民主党
 
という対立になっています。が、どちらも現在の路線は保守路線でしょう(いわゆる”小さい政府”を目指す)。政策が似てきてしまうのは当然であります。政界の再編がなされて、
 
保守党 vs 社会民主主義政党
 
みたいな”小さな政府” vs ”大きな政府”という対立軸が明確になればいいのですが・・・しかし、社会民主主義政党たるべき社民党が日本ではあのザマです。秘書給与問題で自滅してしまいました。また自民党や社民党、公明、社民、共産そのほか含めた形での政界再編の話は聞こえてきませんので、対立軸が不明瞭な政治は続いていってしまうことでしょう。(※)
 
しかしながら選挙は行われてしまいます。
選挙に行かないという選択肢はあり得ません。
じゃ、どの党のどの候補者に投票するかなのですが・・・うーん、未だ結論出ず。自民党には入れないという否定的な見解しか持てておりません。
 


この点については、そもそも二大政党の対立は成り立つのか、という議論もあります。
上に挙げた「”小さな政府” vs ”大きな政府”」みたいな対立軸が成立しうる素地が日本にあるかどうかです。経済格差の広がりとかも含めて考えなければいけないところです。ここらへんサボっていて本読んでいないので、割愛。


 

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