日本経済新聞社編『いやでもわかる経済学』を読みました。
ずっと前に読んだ本の再読です。読んだのは文庫版。
発行が1991年1月です。
日本経済が景気後退に陥ったのは1991年の春からとされます。
つまり、本書はかなりバブリーな頃の日本経済を基に書かれています。従って、今読むとかなり違和感、というか懐かしさがあります。
1年に5回も公定歩合が引き上げられた時期があったのね・・・(1990年。本書文庫版P.144)。企業が採用において「できるだけ採れ」なんて言ってた時期があったのね・・・(P.180)。
しかし、身近な物語から経済を解読するという姿勢は高く評価できますし、何よりわかりやすい。古本屋で見つけたら買って読んでみるのもいいと思います。
今年19冊目。