東京都写真美術館の「液晶絵画」と「ヴィジョンズ・オブ・アメリカ」

はたまた、東京都写真美術館に行ってきました。
 
20080923_東京都写真美術館
 
まずは「液晶絵画」展。映像使った作品やインスタレーションが展示されていました。
 
森村泰昌作品の実物観たのは初めてでした。
ブライアン・イーノも、アンビレント音楽は聴いたことあったのですが、映像作品は初めてでした。映像やってたんですね。知らなかった。
 
カタログ『液晶絵画 STILL/MOTION』も読みました。その中では、加須屋明子「映像と時間 ミロスワフ・バウカとドミニク・レイマンの映像表現を中心に」が参考になりました。
ミロスワフ・バウカの「BlueGasEyes」という作品があります。地面にスクリーンがあって、上からガスコンロを映す作品。だからどうしたという感じですが、青い目はアーリア人の特徴とされており、”ガス”の青い炎で表現されている。スクリーンには塩が敷き詰められており、汗のあと、涙のあとを想像させる。ユダヤ人虐殺が作品に重ね合わされているのでした。本エッセイによりわかった次第です。
 
続いては「ヴィジョンズ・オブ・アメリカ 第二部「わが祖国」1918-1961」。
第一部はイマイチでしたが、第二部はなかなかよかった。キャパら有名な写真家の作品が数多くあったからかもしれません。歴史的なイベント毎ではなく、ドキュメンタリー写真とか、テーマ毎に展示されていました。雑誌記事からの写真も多くありました。
 
いずれもオススメであります。
 
帰りに恵比寿の「味噌丸」という味噌ラーメン専門店に寄る。
 
20080923_味噌丸
 
味噌チャーシューメンを注文。まあまあ。少したかいかな(千円)。モヤシ食べ放題です。
 
その後、喫茶店に寄って、WILLCOM03で本記事を書いて、帰宅。
いい休日。


 

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