本日行われたJSTQB(Japan Software Testing Qualifications Board) Foundation Level試験を受けてきました。
JSTQB Foundation Level試験とは、テストに関する基本的な知識を問う試験です。JSTQBは国際組織であるISTQBの加盟組織であるため、JSTQBの資格は国際的にも有効なものになっています。
仕事で色々と失敗がありまして、改めてテストに関して基礎的なところから学ぼうと思って受験した次第であります。
試験の東京会場は国分寺の東京経済大学でした。試験要領に「駅から徒歩25分」と書いてあったのでビビりましたが、思ったほどは遠くありませんでした(結構歩きますけどね)。
会場に着いて参加者を見渡すと、老若男女そろっています。SEの世界にも女性が増えましたよねー(しみじみ)。
テストは思ったよりは難しかったかな。基本的なところが問われますので、JSTQBが公開しているシラバスをしっかりと読み込んでおけば問題なく点は取れるはずです。ボーダーもそんなに高くないし(6割だか7割だか)。
私の使った参考書は以下の2冊です。
①『ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation』
⇒基礎を学ぶには良いのでしょうが、イマイチ。シラバス読んでおけばいいような気がします。
②『演習で学ぶ ソフトウェアテスト特訓150問 JSTQBテスト技術者認定Foundation対応』
⇒こちらは参考になりました。実際の問題とビンゴした問題もありました。コラムにあるISO9126ソフトウェア製品の品質についての解説なんかも非常に参考になりました。
勉強法は①を読んでそのあと②を繰り返し解くというものでした。①読む時間があったらシラバスでいいかなと思います。私は読んでいませんがこっちの方がいいかもしれません。
ただ、①の良いのは「用語集」です。「用語集」で「重要」となっているものには必ず目を通しておきましょう。必ずや試験で役立つことでしょう。そういう意味だと①も買って読んだ方がいいかも。
テストの基礎から学べていい試験でした。若い人に薦めておきます。
ただし、受験料が高い(2万円超える)。この点は改善してほしいなあ。
本は今年17,18冊目。