T・K生/「世界」編集部編『韓国からの通信-1972.11~1974.6-』

T・K生/「世界」編集部編『韓国からの通信-1972.11~1974.6-』を読みました。
 

 
維新体制下の韓国における市民の抵抗をレポートしたもの。
今では、取材を元に池明観教授が書いたということが明らかになっています(こちらを参照)。
 
朴正熙による戒厳令や金大中事件等が出てきますので、韓国現代史を学ぶ入り口としても最適。先日亡くなったソルジェニーツィンの影響が韓国でも非常に大きかったということもこの本で改めて確認できました。
 
今でこそ好きにものを言えますが、それは過去の数々の運動あってのことです。自由、その価値を改めて考えてみるべきでしょう。
続編も随時手に入れて読んでいくことにしよう。
 
今年53冊目。


 

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