森博嗣『Φは壊れたね』

森博嗣『Φは壊れたね』を読みました。
 


Φは壊れたね

 
新シリーズ開始の第一作目ということで、読んでみました。以前から森博嗣作品を読んでいる人には楽しく読めると思います。森博嗣作品はキャラに特徴があります。奇人変人が多い。シリーズの第一作として、そのようなキャラ紹介/人間関係紹介に力が入っている感じでした。
 
ややネタバレですが、帯にも書いてあることなので、ここで触れちゃいますと、西之園萌絵が大学院博士課程に在学していることになってます(D2)。それでもって、大学が舞台なので、基本的に彼女は”先輩”なのです。これが以前のシリーズと違うところ。キャラが変わってます。おねーさんキャラになっております。彼女がどういう役割を果たしていくのかは今後期待ですね。
 
しかし、ミステリーとしてはイマイチかと。
犯人もすぐわかってしまいました(私にしては珍しい)。
ま、次回作に期待ということで。

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911の疑惑(「ビートたけしのこんなはずでは!!」より)

今日は「911」です。
 
「ビートたけしのこんなはずでは!!」というテレビで、911の疑惑特集がありました。7つの疑惑について、メモを以下に記します。1の途中からメモを取ったので、1についての記述が薄いです。
 
「3.ブッシュ謎の行動」のブッシュの行動は衝撃的です。映画『華氏911』でも描かれていないのですが、ブッシュは1機目の激突を知った上で、小学校入りしていたのです。朗読会の前に激突を知っていたのです。なのに、朗読会を始めさせました。どーゆーこと??
 
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1.93便は撃墜された
 
・13kmにわたり、93便機体の破片や搭載物が散乱している
・FBIが破片や搭載物を回収
・戦闘機の音が地震計に記録されていた
・最終報告書に上記事実は記載されず
 
→93便は戦闘機により撃墜された疑いが濃厚
 
2.感動の電話はねつ造
 
・93便ハイジャック時に、乗客が家族に電話をかけていた
・電話の数分後に、93便はピッツバーグ郊外に墜落
・電話の情報をもとにして、犯人は中東出身者で、乗客を刺し殺したという話になった
・電話について(席に付属している機内電話か携帯電話を使うしかない)
→[機内電話]CNNコメンテータが機内電話を利用して、コレクトコールをかけてきた。緊急時にわざわざコレクトコールをするのか?
しかし、機内からの通話記録はすべて抹消されていたので、解明出来ない
→[携帯電話]飛行機から携帯電話はつながらない。8,000フィート(2,440m)で通話不能になる。従って、93便が飛行していた35,000フィート(10675m)からは通話不可能であった
 
→被害者家族が嘘を付いたとは考えにくいので、音声合成技術で乗客を装って他の場所から電話があった可能性がある
→美談を作るために政府が仕立てたもの?
 
3.ブッシュ謎の行動
 
・テロ当日、フロリダのブッカー小学校で、ブッシュは朗読の会に参加していた。テロを知った後も7分間行動を取らなかった
・小学校長とテレビリポータの証言
・小学校に行く車の中で1機目の衝突の情報をブッシュは得ていた
・ブッシュは電話をしなくてはいけないと言って、控え室に入った(ライスに電話)。小学校長に”ビルに飛行機衝突したが、訪問は続ける”と言った。テロの発生を知りながらも、朗読会を始めた
・朗読会の直後、2機目衝突。報告があったが7分動かなかった
・7分後、控え室に移動し、電話で対応を協議
・その後、後ろに子供を立たせて、記者会見
・テロから3ヶ月後の会合で、当日に1機目の激突をテレビで見たと言っている
・しかし、テレビの映像はすべて1機目が激突した後のもの。当日には放送されていない
・『9.11最終報告書』に、10回のテロ警告と、FBIの報告書(フェニックス・メモ)があったとしている。さらに、オサマ・ビンラディンがテロを計画しているという報告がブッシュに行っていた。
 
→予測できていたのに、見過ごした?
 
4.ペンタゴンに激突したのはハイジャック機ではない
 
・ペンタゴンにAA77便(ボーイング757)が激突したとされる
・巨大な機体が激突したにしては、ペンタゴンに出来た穴が小さいし、残骸が見あたらない(ジェット燃料の爆発があったとしても、チタンで出来ているエンジンは必ず残る)
・別の事故を見ると、残骸やエンジンが残っている
・消防士の証言。残骸は少なかったとのこと(何もかも粉々になっていた)
・元757型機パイロットの証言。最終報告書によれば、一度も地面にこすらずに77便が激突したとしている。神業的な操作技術が必要になる
・ペンタゴンにミサイルが撃ち込まれたのではないか?
・ペンタゴン職員はミサイルのような音と、爆発音を聞いている。羽の付いたミサイルのようだと語るジャーナリストもいた
・ペンタゴンそばの監視カメラの映像を確認しようとしたら、軍関係者がストップをかけた
・AP通信の連続写真を見ると、激突前と後の間のコマが抜け落ちていた
・残骸が少なすぎる、旅客機ではあり得ない飛び方
・証拠写真の提供があった。写真にはエンジン1つが写っているが、757のものとしては小さすぎるものだった(1mに及ばない大きさ)
・提供者によると、「グローバルホーク」のエンジン(米空軍の無人偵察機)とのこと。
・では、AA77便はどこに行ったのか
・ペンタゴン激突時ダレス空港の管制センタによると、レーダ室にいるすべての人間は軍用機と考えたという
・ペンタゴン近くで、別の墜落事故があったとしている記事があった(ホットワイヤード)。その後は全く報道されていない
 
→国民に被害者意識を与えるため、軍の象徴が攻撃されたことにするために、意図的に行われた?
 
5.ハイジャック機は操られていた?
 
・アルカイダメンバが旅客機を操縦したとされる
・大型の旅客機を巧みに操作している。そのような技術をどこで身につけることが出来たのか
・1年ほど前から、小型飛行機の訓練をしていた。フライトシミュレータによる訓練もしていた
・スタンリー・ヒルトン弁護士によると、彼らは「737型」のシミュレータ訓練を受けていた。「767型」のシミュレータを使っていなかった
→米軍機密事項=遠隔操作技術(自動操縦のコンピュータに地上から特別な無線信号を発信し、地上から操作する)により操作されたのではないか
・同弁護士によると、機体の先端に、遠隔操作に使われるコンピュータチップが搭載されていると(ボーイングに確認←番組では取材拒否された)
・遠隔操作には事前実験があった。1999年にエジプト航空の旅客機墜落事件があったが、それが事前実験とされる。ボイスレコーダには平凡な機内の様子の後に急に操縦不能となり、墜落した様子が記録されている
・エジプト航空機とハイジャック機と更新していた管制官は同一人物だった。この人間がカギを握っている?
 
6.FBIの不十分な調査
 
・FBIは、コーラン、アラビア語の遺書、アラブ人パスポートにより、アルカイダの犯行と断定した
・スタンリー・ヒルトン弁護士によると、不自然な証拠品である。FBIが証拠品をでっち上げたのではないか
・ハイジャック犯と結婚していた女性によると、FBIはアルカイダに資金提供していたと証言している
・アルカイダはもともとアフガン侵攻したソ連と戦うために作られたアメリカの代理軍隊。湾岸戦争を機に仲違いしたとされているが、本当のところはどうなのか。現在の繋がりは?
・調査していた元FBIのジョン・オニール氏のアルカイダ調査が禁じられ、さらに彼は9/11にセンタビル内で死去。
 
7.ブッシュとビンラディンの関係
 
・米国政府は、ビンラディン家をチャーター機を手配して、米国外に脱出させた(『華氏911』にも描かれている)
・ビンラディン家はサウジでもっとも成功したビジネスマンの家系の1つで、米企業に多額の投資をしているし、ブッシュ家とも密接な繋がりがある。カーライルグループにもオサマ・ビンラディンの兄が入っている
・1994年にビンラディン家とオサマ・ビンラディンとは絶縁した
・しかし、オサマと絶縁しているはずのビンラディン家の人々がオサマの息子の結婚式に参列している。絶縁していないという証言もある
・巨大利権の存在がある
・軍需産業がアメリカでは大きい位置づけにある。戦争で資源も手に入れられる
・66兆円ものイラク関連予算がブッシュ関連企業に渡ると言われている
・ブッシュ政権は石油産業との関係が深い。
→実はビンラディンを捕まえたくないのではないか。テロリストとの長期にわたる戦いを行いたいのではないか。世界をアメリカに依存させ、アメリカが世界に君臨したいのではないか
・「新しい真珠湾」と言われる。9/11が戦争の口実に使われているため(真珠湾攻撃でも、真珠湾を事前に知りながらも、フランクリン・ルーズベルト大統領が見逃したという説がある。彼は大統領選で戦争しないのを公約にしていたので、真珠湾攻撃を戦争開始の口実にしたとされる)
 
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CCNA取得!

本日、めでたくCCNA試験(640-801J)に合格することができました。
 
実は一週間ほど前から試験勉強をしておりました。
・・・しかし、得点はぎりぎりでした。1ヶ月くらいはじっくりと時間をかけるべきです。
 
CCNA試験を実際に受けて、思ったのは・・・
 
<何はともあれシミュレーション問題>
 
・シミュレーション問題チュートリアルがない
 
現在、日本のCiscoサイトではシミュレーション問題のチュートリアルが公開されてないみたいです。代わりに英語のサイトでしたら公開されているので、事前にそちらをチェックするべきです。
 
CCNA問題チュートリアル(英語)
 
ちなみに、ルータにログインするときには、ロールオーバーケーブルで接続されているPCをクリックします。なかなか凝った作りになっています。
 
なお、試験直前にも触ることができます(こちらは日本語版)。しかし事前に確認しておきたいですよね。そんなときに上記のサイトを利用してください。
 
・ボタン押しても入力されない?
 
実はシミュレーション問題の1問目に30分近くかけてしまいました(^^;;あやうかったです。
 
ま、間違いは単純なIPアドレス入力間違いだったのですが、これがくせものです。いつも通りにタイピングしていたのですが、うまく入力できないことがあるのです。私としては入力したつもりだったのですが、シミュレーションソフト側で入力を受け付けていなくて、結果としてIPアドレス入力間違いになっちゃいました。入力するべき桁が少なかったのです。「192.168.10.1」が「192.16.10.1」みたいに。
#「sh run」して見落とす私もどうかとは思うのですが(^^;;
 
くれぐれも入力はしっかりと確認しましょう。
 
<そのほか>
 
・2時間しか寝てなかったので疲れました(おいおい)。
 
・問題をやり直せないのはつらいですね。次のページに行くボタンを押した瞬間に間違いに気づいた問題もありました(当然ながら戻れない。ひどい)。
 
・試験問題ソフトが前と一緒でした。アール・プロメトリックの試験は約6年前からお世話になっているのですが、私の記憶が確かならば、インタフェースが全く変わってません。いいのかそれで。
 
以上、何らかの参考になれば。

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坂上遼『無念は力―伝説のルポライター児玉隆也の38年』


無念は力―伝説のルポライター児玉隆也の38年
 
ルポライター児玉隆也の評伝です。先日の東京国際ブックフェアにて購入した本の一つ。
児玉隆也については、田中角栄とその秘書佐藤昭について書いた「淋しき越山会の女王」が有名ですね。このルポについては大学で政治学をやった関係で知っていたのですが、読んだのは最近。児玉隆也の本が岩波現代文庫で復刊していまして、そちらで初めて読みました。
 

淋しき越山会の女王―他六編
 
下の『一銭五厘たちの横丁』も名作です。社会的弱者に目を向けていた児玉の真骨頂です。
ちなみに”一銭五厘”とは戦争期の葉書の値段です。赤紙は役所の人が手渡ししたので、赤紙が一銭五厘だったわけではないのですが、人の命が軽く扱われていたことを象徴的に”一銭五厘”として表現したのです(これも今回紹介する本書で初めて知りました)。
 

一銭五厘たちの横丁
 
 
坂上遼の本書は、様々なルポを残した児玉隆也について、丹念な取材の元に書き進められています。
 
「おわりに」というあとがきにも記述されているのですが、「正義のルポライター」(P.368)というイメージのある(私もそう思っていました)児玉にはだいぶ揺れがあり、「児玉さんが決して「知行合一」の完璧なジャーナリストでない」(同上)ことは本書を読むと明らかになります。
 
水俣病を引き起こしたチッソという会社を追うことで、日本の戦中戦後の姿に迫った「徹底追跡 チッソだけがなぜ?」という名ルポがあります。しかしその後、イタイイタイ病をカドミウム公害と切り離す「イタイイタイ病は幻の公害病か」を書いていたりします。
 
本書はそのような児玉の姿を隠すことなく記述します。ジャーナリストは正義一辺倒であり続けることは困難であり(お金を稼がなくてはいけないし、功名心や上昇志向もあります)、それを体現した「ジャーナリストのある種の「象徴」」(P.368-9)としての児玉の姿から、現在のジャーナリズムのあり方を問うていると思います。

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松井やより『愛と怒り闘う勇気』


愛と怒り闘う勇気―女性ジャーナリストいのちの記録
 
先日読み終えました。
松井やよりさんの著作には大学時代からお世話になっておりました。一昨年の2002年にお亡くなりになり、本書は絶筆となったものです。彼女の自叙伝です。
女性ジャーナリストの先駆者としての苦労が伝わってきます。また、女性運動が戦後いかように行われてきたのかの記録ともなっています。北京女性会議の顛末などは非常に興味深いものです。
 
今のところ、2004年度に私が読んだ本の中ではベストですな。おすすめ。特に女性は必読でしょう。

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