大平健『純愛時代』

大平健『純愛時代』を読みました。
以前読んだ本の再読。
 

 
本文はいきなり症例が続くので、まずは「あとがき」から読むべきです。
「自分」の二重性、すなわち純愛を求める自分と、現実に生活する自分がいて、純愛を求めれば求めるほど現実の自分に無理が出て発病にいたるという構造が簡単に解説されています。本格的な考察は『拒食の喜び、媚態の憂鬱』を読まないとわからない。今度読むことにしよう。
 
今年57冊目。


 

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *