「“The World of Prayer” MIWA KOMATSU 小松美羽展 〜祈り〜」を観に軽井沢に行く

「“The World of Prayer” MIWA KOMATSU 小松美羽展 〜祈り〜」を観に軽井沢に行ってきました。2018/9/23のことであります。

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↓続き読んでね。

車にしようかと思ったのですが、新幹線&電車のほうが時短。日帰り旅行で、軽井沢に着いてから車であちこちに行くイメージもなかったので、今回は新幹線&電車の旅にしました。

行きは東京まで行って、自由席特急券を買って、一旦外に出て(定期があるのです)、乗車券を買って、新幹線入り口に入る。が、エラー。うーん。JRの人の居るところに行って話すと、「あー、こちらは大阪方面ですのでー」とのこと。アホなことに、東海道新幹線の入り口から入ろうとしてしまったのでした。いかんいかん。

今は長野新幹線って言わないんですね。北陸新幹線に乗る。東京駅始発だからですね、自由席でも坐ることができました。8時台で早かったからかもしれません。

新幹線に乗る前に缶コーヒーを買っておきました。乗ってから知ったのですが、北陸新幹線は車内販売がないんです!えー!商売っ気ないなあ。というか不便ですね。サンドイッチでも買おうかと思っていたのですが、朝食を食べそこねました。

本を読んでいるうちに到着。東京から軽井沢は約1時間。近いものです。おそらくたぶん、人生初の軽井沢となりました。

駅を降りて、観光案内所でパンフレットをゲット。サイクリングのパンフレットがあって、あー自転車もいいなあと思いながら、キョロキョロすると駅前にレンタサイクルがありました。が、駅前のは一日コースがなくて、時間で区切られていました。うーん。少し歩くとまたレンタサイクルがあって、こちらは一日借りることができたので、ギア付きの自転車をレンタル。「軽井沢ニューアートミュージアム」まで行きます。

自転車に最適な気候でした。やや曇りがちではありましたが、涼しくてよかったです。軽井沢ニューアートミュージアムに着きましたが、10時ちょっと前でまだ開いておらず。しばらく待って入場です。一番でした。

小松美羽さんは人気があると聞いていて、おそらく混雑するだろうなあと思って、いの一番に来たわけであります。いい意味で期待を裏切られて、美術館は空いていました。この日は作家在廊日でしたが、スカスカ。東京の感覚から言うとスカスカだった、というのが正しいでしょうか。これ東京でやったらえらい大混雑になったと思うんですよね。軽井沢だからでしょう、空いていました。じっくりと作品を見て回ることができました。

9月はじめにライブペインティングがあって、その時のビデオが上映されつつ、作品も公開されていました。絵を書く姿はなにかに取り憑かれたかのよう。絵の具チューブからそのままキャンバスに塗りつけて、筆や自身の手で塗り拡げる形で描かれていました。もともと銅版画家であり、繊細な線が魅力ですが、ライブペインティングではチューブから出たそのままみたいなダイナミックな線描を行っているようでした。

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ビデオを流しつつ、あえて暗い部屋での展示もあり。

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大回顧展という触れ込みでしたが、作家が若いというのもあるのでしょうが、今年(2018年)制作の作品が非常に多く展示されていました。

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最後の部屋には銅版画や陶器も展示されており、じっくりと観て回る。
銅版画の原版が切断されていました。後には戻らない、ということでしょうか。最近の作品で銅版画の作品が無かったのですが、銅版画との別離まで指しているのでしょうか(これは言いすぎだろうけど)。

その最後の部屋を出ると、小松美羽さんが座っており、著書へのサインを受け付けていました。おっとー、これはチャーンスということで、一階に降りて著書を買い、並んでサインを頂戴してしまいました。私の買った本はもともとサインが記されており、そこに書き足しと私への宛名を書いていただいた次第。世界で活躍している方に対して大変恐縮だったですが、ありがたいことでした。大事にします。

サインいただいた後はもう一回回って、気になる作品を見て回りました。

一階では版画の販売もしていました。版画と行っても銅版画ではありませんでしたが。ここには一階に草間彌生の作品が1点あります。販売所には草間彌生の版画作品も販売されていました。いやー、すごいですね。版画作品で数百万行くんですねー。無論買えないので、じっくりと観ました。

一階ではほかにも、やくもたろう展とAhhi Choi Insideがあり、観て回りました。いずれも小松美羽さんの紹介文付きでした。売店のところではタケダヒロキ展も開催されていました。

ここで美術館を出る。
「“The World of Prayer” MIWA KOMATSU 小松美羽展 〜祈り〜」は非常に良かったですが、一つ惜しむらくは展示会のカタログが無かったということです。20代の作品をまとめた書籍は販売されていたのですが、今回2018年作品が多かったし、回顧展と言っている以上、カタログが欲しかったなー。

お隣は「Gallery SAKURANOKI」。篠田桃紅の版画展が開催されていました。一枚一枚あえて手を加えた上で作品を完成させているんですね。

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食事時でして、美術館前のお店に入る。ハンバーグが美味しかったです。まあ観光地値段でしたが、それは仕方ありません。

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昼食後はサイクリングマップに沿って観光です。新旧軽井沢エリアのコースをセレクト。「雲場池」に行きました。緑がきれい。紅葉の時期はいいでしょうねえ。

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別荘地を自転車で行く。

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何してたら別荘なんて手に入れられるんですかねー、とか思いながら自転車を走らせる。旧三笠ホテルを目指したのですが、ちょっと坂道でいい運動になりました。旧三笠ホテルの前に建物があってそこに寄ってから、旧三笠ホテルへ。

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なーんと、この日はプチコンサートがあったのです。
バイオリン:杉原桐子、チェロ:小野恵美、ギター:尾尻雅弘でした。30分ほどの短い時間ではありましたが、クラシックの調べを楽しむことができました。よかったよかった。

自転車で下っていって、軽井沢ショー記念礼拝堂へ。

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ここから駅まで。旧軽井沢商店街は人でたくさんでした。流石に自転車を降りました。
また、途中に日動画廊があって、絵を拝見しました。このあたりはギャラリーも多いんですね。アート好きにはたまりません。

軽井沢駅まで戻って、自転車を返す。
16時くらいでしたが、車は結構混雑していましたね。電車で来てよかったなあと思った次第。自転車は17時まで借りれたので、少し早かったかなあとも思ったのですが、ちょーど雨がパラパラと降ってきました。いいタイミングで自転車を返却できました。

軽井沢駅に行って、みどりの窓口で帰りの特急券を買う。帰りは指定にしようかと思ったのですが、操作をミスって、再度やり直したらすでに指定席券は売り切れていました。仕方なく自由席券を購入。

出来の反対側は軽井沢・プリンスショッピングプラザです。
結構大きなエリアです。駐車場もバカでかい。ブランド好きな人には買い物に良いエリアなんでしょうね。兎にも角にもビールを頂く。

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買いたいものもなかったので、駅に戻って、お土産のワインとビールを買い込み、16時台の新幹線で東京まで。流石に座れませんでしたが、途中から坐ることができました。

しかし、軽井沢は近いですね。東京から新幹線で一時間ですからねえ。日帰りでサイクリングを楽しむ、というのも一興だと思います。また行こうっと。小松美羽さんには今後も注目します。

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