バートン・G.マルキール『ウォール街のランダム・ウォーカー』

バートン・G.マルキール『ウォール街のランダム・ウォーカー』を読みました。
 
ウォール街のランダム・ウォーカー新版
 
投資についても研究が進んでいます。それらの成果を平易に書いた本。
 
前半の各種バブルについての記述は非常に面白いです。最近のITバブルについても載っていますが、後から振り返るとアホみたいな話です。しかし当時は”ニューエコノミー”などといってもてはやし、みんな疑いを持たなかったわけです。これがバブルの怖いところであります。
 
さて、本書の主張の要は、株価は予測できないので、インデックスを上回るパフォーマンスを上げることは困難です(株式売買繰り返すと手数料かさみますし)。なので、長期にわたるインデックス運用で資産を着実に増やしていきましょうということです。
#なんで株価予測が困難なのかは本書に詳しく書かれています。
 
株式投資に興味がある方は本書を読んで、いっかい熱狂から目を覚まして、改めて資産設計を考えていくべきだと思います。
 
今年4冊目。


 

2 Replies to “バートン・G.マルキール『ウォール街のランダム・ウォーカー』”

  1. へぇ。
    株歴6年。ネット株3年。
     
    確かに熱くなりすぎ。
     
     
    そんなことより。
    ぼちぼち呑もうよー。

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