ファルージャに残る人(Asahi.comより)

ファルージャに残る人がどれだけいるのか。
昨日私はAsahi.comのニュースを見ました。そこには、
 
「約30万人とされるファルージャ市民の大半はすでに町を脱出。米軍の推定によると、市内に残る武装勢力は、アラブ系外国人を含め核となる勢力が1200人おり、これに多数のイラク人住民が合流して計3千~6千人とされる」
(「イラク暫定政府が非常事態宣言 米軍はファルージャ包囲」)
 
とありましたので、”ああ、大半の市民は脱出できて、残るは武装勢力なのね”と思いました。
 
ところがどっこい、今日のAsahi.comには以下のようにありました。
 
「人口は包囲前まで約30万人。多くは市外に逃れ、米CNNテレビは約5万人が残っているとの見方を伝えた。米軍は人口の1、2割が残っているとみている」
(「ファルージャ攻撃承認 イラク首相、バグダッド空港閉鎖」)
 
むちゃくちゃたくさん残っているではありませんか。
なおかつひどいのは、同じくAsahi.comより、
 
「AFPによると、米軍は8日午前、ファルージャ近郊で車両からアラビア語で「15歳から50歳までの男性の出入りを禁止する」と警告を流した」
(「ファルージャ攻防、武装勢力38人死亡 米軍2人も」)
 
15歳から50歳までの男性は逃げれないのです!
武装勢力の特定が年齢幅と性別で自動的に行われているようです。これでは武装勢力と関係ない人がたくさん亡くなってしまうのではないでしょうか。
 
というか、根本的に、ファルージャにザルカウィがいることは確実なんでしたっけ?確固とした証拠が提示されていないと思います。
ザルカウィや武装勢力のテロには私は断固として反対ですが、甚大なる被害を出すであろうイラク暫定自治政府+米軍のやり方にも断固として反対します。


 

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