2013/9/8(Sun)のことであります。青春18きっぷが最後に一つ余っておりまして、熱海に行こうと思いたち、市川から総武線快速に乗り、東京駅で東海道線に乗り換えました。車中で色々と調べてみると、伊東も温泉地としてかなりいいらしい。熱海より良いとしている情報もありました。ということで、熱海ではなく伊東に行ってきました。
これが大正解でありました。
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(東海館を眺めて)
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何が大正解って、伊東はとにかく湯量が多い!
そのため、源泉掛け流し湯が豊富なんです!素晴らしい。
熱海で乗り換えて、伊東駅へ。JRの伊東線なのですが、伊豆急行と乗り入れしています。私が乗ったのは伊豆急行の電車でした。駅舎は昔のものらしい。1938年から今まで同じ姿だということになります。11時半頃に到着。
木造三階建て。かつての旅館で今は資料館である「東海館」に行きました。
土日祝日は立ち寄り湯としても利用可能なのです。大浴場と小浴場があって、男女入れ替え制。ちょうど男性の大浴場利用タイムだったので、少し早足で向かいました。
タオル忘れたので入り口で150円で購入。入場料+入浴料は500円です。安い。
さっそく温泉へ。大浴場はちょうど前の人が出たところでして、独り占め出来たのでした。ここのサイトとか見ると、少し狭く見えますが、かなり大きいです。唐獅子の湯口が素敵でした。湯口からお湯が溢れ出つつ、湯船からもお湯が溢れ出ています。源泉掛け流しの証です(循環だと湯船からお湯は溢れない)。
いやー、いいお湯でした。クセはありません。透明ですし。肌がつるつるする感じでした。独り占めしてゆったりと過ごした後、東海館の見学に回りました。
各部屋に入れますので、旅館気分を味わうことが出来ます。
所々にある彫り物等も素敵であります。
望楼にも登ることが出来ます。
一時間くらいでひと通りの見学を終えて一階に戻ると、浴場の男女が入れ替わっていました。小浴場にも入るしかありません。また独り占めできました。写真も撮ってみました。
小浴場はかなり小さめです。洗い場は1つしか無いし、湯船も2,3人くらいしか入れないんじゃないですかね。でも湯口がタコで可愛らしく、こちらはこちらで趣がありました。
東海館を出て、少し散歩して、食事は東海館前の「ナナヴァル」にしました。
「シェフのオススメランチコース」1,980をセレクト。メインは舌平目のムニエルにしました。おいしかったー。
料理が出てくる合間に、東海館でゲットした伊東ガイドマップとにらめっこ。伊東は湯量が豊富です。その豊富な湯量を活かし、市内には共同浴場がたくさんあるんです(10箇所くらい)。これは行くしかありません。とは言え、すべて行ったら湯あたりしますので、近場の2箇所に行くことにしました。まずは「松原大黒天の湯」に行きました。14時半過ぎくらいには着いたのですが、ここは15時開場でした。後でわかったのですが、伊東の共同浴場は14時とか15時開場なのです。今後伊東に通うときには時間も考えないといけないな。海を見ながら別の共同浴場を目指しました。
9月に泳いでクラゲとかに刺されないんだろうか・・・と心配しつつも、「湯川弁天の湯」に到着。
真ん中に四角い湯船があって、周りは洗い場。そんな昔ながらの構造でした。地元の人達と一緒に湯船に浸かる。いいお湯でした。あまり長居をせずに、先ほど行きそこねた松原大黒天の湯へ。「松原温泉」「松原浴場」とも称するようです。
15時に開場してすぐの時間に行きましたが、数人来ていました。地元の人だと80円ですからねえ。そら来るわなあ。伊東の人は恵まれています。うらやましい。松原浴場はかなり熱めのお湯でした。一回浸かって、出て扇風機前で涼んで、再び入りました。こちらもいいお湯でございました。
その後、駅前の「子持湯」に行こうかとも思いましたが、体がかなりだるく、湯あたりの危険性もあったので、やめにしました。今度行くことにしよう。駅前の商店街をぶらついて、コーヒー飲んだりしてから、帰途に着いたのでありました。
伊東温泉、いいです。源泉掛け流しを思う存分楽しめます。オススメです。