鶴見俊輔『高野長英』

鶴見俊輔『高野長英』を読みました。
 
高野長英
 
長英の生誕地である水沢の歴史や小笠原諸島を巡る話、そして長英没後の記述などに、大衆思想を精力的に取り扱ってきた鶴見俊輔の本領が発揮されていると思います。
 
名著ですな。
強いて難を挙げるとすると、歴史上の出来事についての解説が少ないことです。シーボルト事件や蛮社の獄については、他の本を参照する必要があると思います。
 
今年3冊目。

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大掃除の続き

大掃除の続きを行いました。
一人暮らしなのに、なんであんなにゴミがたまるのだろう・・・。
 
正月のセールは結局SHIPSに行って、トップスを2着購入。
カバンが欲しいのですが、セール対象でいいのはどのショップにも見つかりませんでした。セール対象外商品にいいのがあったので、現在検討中です。

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丸井のスパークリングセール

丸井のスパークリングセールに行ってきました。
 
目を付けておいた、
 
・VISARUNOのバッグ
・VISARUNOのベルト
 
はセール対象外。がっかりです。丸井ブランドだから確実にセール対象だと思ったのに。
 
VISARUNOのスーツはセール対象でした。
ロロピアーナの生地を使ったスーツが50%オフですから、かなりオススメです。
私はサイズが合わなかったので、泣く泣く断念しました。
ウエストサイズが76cm-79cmという刻みなのです。私はちょうどその真ん中が合うのです。79cmにしちゃうと、AB体になるので、今度は上着が合わなくなります。
 
ということで、結局何も買わずに帰宅。
んー、どこぞのセレクトショップのセールに出かけてみるかな。

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エルジビェータ・エティンガー『アーレントとハイデガー』

エルジビェータ・エティンガー『アーレントとハイデガー』を読みました。
 
アーレントとハイデガー
 
アーレントとハイデガーとの関係を論じた(ずいぶん前の)話題作です。
ずっと実家に積読してあったのですが、やっと読むことができました。
 
ナチの問題と、アーレントとハイデガーそしてヤスパースを巡り、彼女らの書簡を基にして論じられています。戦中のハイデガーによるナチ協力をアーレントが問いただすことはありませんでした。むしろその過去を洗い流そうと努力してさえいたのです。
 
内容は非常に興味深い。
若干、文章表現とかが恋物語的に書かれすぎているような気がします。

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