日本経済新聞社編『いやでもわかる経済学』

日本経済新聞社編『いやでもわかる経済学』を読みました。
 
いやでもわかる経済学
 
ずっと前に読んだ本の再読です。読んだのは文庫版。
 
発行が1991年1月です。
日本経済が景気後退に陥ったのは1991年の春からとされます。
つまり、本書はかなりバブリーな頃の日本経済を基に書かれています。従って、今読むとかなり違和感、というか懐かしさがあります。
1年に5回も公定歩合が引き上げられた時期があったのね・・・(1990年。本書文庫版P.144)。企業が採用において「できるだけ採れ」なんて言ってた時期があったのね・・・(P.180)。
 
しかし、身近な物語から経済を解読するという姿勢は高く評価できますし、何よりわかりやすい。古本屋で見つけたら買って読んでみるのもいいと思います。
 
今年19冊目。

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帰宅

Zaurusを持って行ったのですが、b-mobile通信カードを忘れてしまいました。
やっとネット接続できました。
 
今週末は寒かったですね。
法事だったので、お寺の寒さはほんとつらかったです。

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山崎元『お金をふやす本当の常識』

山崎元『お金をふやす本当の常識』を読みました。
 
お金をふやす本当の常識
 
久々のオススメしない本です。
 
例えば、ドルコスト平均法を信じすぎないようにするべきというのはわかりますが、その例として社員持株会で会社が傾くケースを挙げているのはおかしいです。別の話でしょう。
記述レベルも疑問で、補足で細かい数式を挙げるよりも、どうせならばもっと実践的にEXCEL関数を書いて欲しいところです。どういう読者を想定しているのでしょうか。中途半端極まりない。
一番疑問なのは、株を保有することを本文中で言っているのに、最後の付録では、山崎さん自身が短期売買をしていることでしょうか。
 
これを読むんだったら、木村さんの本で基本を把握し、内藤さんの本でアセットアロケーションを考えて、投資するようにした方がいいと思います。
 
今年18冊目。

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