MCTS: SQL Server 2008 – インプリメンテーション アンド メンテナンス(70-432)合格

 仕事上必要であったため(ちょいと遅すぎましたが)、久々にMicrosoftの資格試験を受けてみました。
 昔はMCPと言っていて、今もその呼称は残っているようなのですが、資格体系が変わって、試験に合格するとMCTS(Microsoft Certified Technical Specialist)になるようです。資格名称を変えるのは良くないですね。OracleとかCiscoのように一貫した資格名を使ってブランドイメージ向上に努めるのがよいと思います。Microsoftはこういうの本当に下手だなあ。
 
 受けた試験は「Exam 70-432: TS: Microsoft SQL Server 2008, Implementation and Maintenance」でありまして、これに合格すると「MCTS: SQL Server 2008 – インプリメンテーション アンド メンテナンス」資格取得となります。Microsoft SQL Serverの資格です。SQL Serverは、実務上いろいろ問題がありました。商用データベースを使う場合は、Oracleにした方がいいです。SQL Serverは勧めません。が、諸般の事情で使わざるを得なくなって、基本知識を身につけようと思った次第。私はプロジェクトマネージャなのですが、いろいろなレビューには技術知識も必要であります。もっと早くに勉強しておかなければならなかったんですが、あまりにもプロジェクトが忙しすぎました。
 
 使ったのはこちらの参考書。いわゆる赤本。
 
 
 これ一冊じっくり取り組めば合格可能です。事前にこちらの本を読んでおくべきですし、実機にも触れておくべきですが。
 
 銀座の試験会場で受験。合格しました。
 しかし、うーん、明らかな誤訳が問題にありました。ちゃんとチェックして欲しいなあ。
 
 MCSE資格を取得したのが、かれこれ10年以上前。久しぶりだったな。
 次はMCTSの上の資格であるMCITPを一気に取りにいきます。
 
 本は今年42冊目。
 
 ・・・午前に試験を受けまして、ちょっと銀座をうろついて、「ニューキャッスル」の辛来飯・大森(大盛り)を食べてきました。大盛りといってもかなり量が少なかったです。蒲田にすればよかった。いわゆるカレーライス。古びたお店の感じが◎。カレーもまあまあおいしかった。

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パトリック・モディアノ『暗いブティック通り』

 パトリック・モディアノ『暗いブティック通り』を読みました。
 
 
 
 時代背景がよくわからない・・・。スイス越境はなんでやろうとしたのでしょうか。
 少し調べたのですが、不明でした。うーん。またこんど調べてみよう。
 
 今年41冊目。

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森達也『A3』

 森達也『A3』を読みました。
 
 
 
 オウム真理教の事件を巡る裁判がこんな形で進んでいたとは!
 麻原の精神戻るの待って裁判して、真相を明らかにするべきだったのでは、と思います。
 私はこの本を読むまで麻原の裁判の進行を知りませんでした。おそらく新聞には載っていたんでしょう。記事を読んだかもしれない。ただ、記憶には残りませんでした。自らの無関心に驚かされます。映画「A」も「A2」も見たというのに。そんな中で、子供の前でマスターベーションするような麻原を裁く裁判は進行し、死刑確定したのでした。何も解明されないままに。
 
 深い反省。ニュースや社会との関わり方を考え直そう。
 
 今年40冊目。

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岩崎夏海『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』

 岩崎夏海『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』を読みました。
 
 
 
 やっと読みました。
 ストーリーが面白く、ドラッカー入門として非常に優れていると思います。何回も読み直そう。 
 
 今年39冊目。

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仲正昌樹『今こそアーレントを読み直す』

 仲正昌樹『今こそアーレントを読み直す』を読みました。
 
 
 
 私が大学でお世話になった先生のうちの一人がアーレントの専門家でして(川崎修さんです)、ゼミで『人間の条件』を読んだりしておりました。最近はとんとご無沙汰ですが、よく参照する思想家であります。大事なキーワードは「複数性(plurality)」。「活動(action)」についても、皆でよく議論した記憶があります。
 本書はアーレントの解説書なのですが、個人的に『精神の生活』あたりを全く読んだことがないので、その部分の解説が参考になりました。読まないとあかんなあ。
 
 今年37冊目。

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