逢坂冬馬『歌われなかった海賊へ』

逢坂冬馬『歌われなかった海賊へ』を読みました。

ドイツに実在したエーデルヴァイス海賊団を舞台にした物語です。

ややネタバレですが、歌うだけでも良かったはずです。自分が可愛い中での、せめてもの抵抗として。
民主主義弱まる今への問題提起の本だと思います。
「歌わなかった住民」になってやしないか、自己点検を続けなければ。

この作家は信用できるなあ。対談集が出ているようだから読んでみよう。

今年2冊目。

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