小泉悠『ウクライナ戦争』

小泉悠『ウクライナ戦争』を読みました。

歴史的な観点ではなく、まさに最近の動きからウクライナ戦争を解説した一冊。勉強になりました。
ロシアの主張に無理があることも改めて確認できました。
でも、勇ましく終わるのではなく、和平にどうつなげるのか、現実論を論じてほしかったと思います。たくさんの人が死んでいる以上、まず止める、というのも重要なことだと思っているからです。この点は残念。

今年14冊目。
※図書館で借りた本

東畑開人『聞く技術 聞いてもらう技術』

東畑開人『聞く技術 聞いてもらう技術』を読みました。

聞いてもらう技術、というのは耳慣れない言葉ですが、必要だと思います。
ため息をつくとか、そういうのでもいいと思います。聞いてもらうようにする。で、自分は他の人の声を聞くようにする。
意識してみよう。

今年13冊目。
※図書館で借りた本

中藤玲『安いニッポン 「価格」が示す停滞』

中藤玲『安いニッポン 「価格」が示す停滞』を読みました。

身近なところから日本経済の現状を把握できる良い本だと思います。
海外から見ると安い日本は、中から見ると安くないという・・・。
インフレで少し状況は変わっているのかもしれませんが、果たして変われるかどうか。いま春闘時期ですが、そんなに上がらなそうだし、やはり停滞のままかな。

今年12冊目。
※図書館で借りた本

道尾秀介『いけない II 』

道尾秀介『いけない II 』を読みました。

新聞で紹介されていたので手にとったのですが・・・面白かった!
各章の最後に(第一章だけははじめにも)写真があって、それがまた謎解きになるんです。
ドキドキしつつあっという間に読み終えました。おすすめ。

今年11冊目。
※図書館で借りた本。

吉川祐介『限界ニュータウン 荒廃する超郊外の分譲地』

吉川祐介『限界ニュータウン 荒廃する超郊外の分譲地』を読みました。

郊外の分譲地に関するレポート。歴史と現状と将来に向けての活用への展望が論じられています。
土地や住宅を手入れしていくのにあまり興味ないので、手を出すことはないかもしれませんが、非常に興味深く読みました。
いま自分が千葉県に住んでいるというのもあります。

今年10冊目。
※図書館で借りた本。

渡辺努『世界インフレの謎』

渡辺努『世界インフレの謎』を読みました。

非常にわかりやすく世界で起きているインフレについて論じています。
P.151の図3-12にまとめられていますが、供給不足が今のインフレを起こしていることを解き明かしていきます。
いやー、参考になりました。

今年9冊目。
※図書館で借りた本。

江利川春雄『英語と日本人―挫折と希望の二〇〇年』

江利川春雄『英語と日本人―挫折と希望の二〇〇年』を読みました。

200年に渡るに英語と日本人の関係史です。英語学習者として非常に興味深く読みました。

しかし最近の英語教育は混迷しているようで・・・ちょっと心配です。
産業界からの英語人材の要求が歴史の中で何回も出てくるのですが、本当に必要なのか、必要だとしても、どう教育するのかはちゃんと議論したほうがいいように思えます。ビジネスで使うコミュニケーション英語であれば、社会人になってからも学べるし、むしろ継続学習こそが重要なので、社会人教育の文脈で考えるべきではないのかしらん。

今年8冊目。
※図書館で借りた本。

英語のそーた『英会話に自信が持てる!リアクションのトリセツ』

英語のそーた『英会話に自信が持てる!リアクションのトリセツ』を読みました。

ボリューム薄い本ですが、参考になりました。
特にはじめのところ。日本語と違って、話が途切れたところで相槌を入れるようにしないといけないんですね。
シーン別にシンプルな相づちが載っていて、それぞれevernoteにメモっておきました。反復練習して自分のものにしよう。

今年7冊目。

藤崎翔『逆転美人』

藤崎翔『逆転美人』を読みました。

この本の、この仕掛はすごいと思います。ネタバレになるので言えないのですが、びっくりしました。
見事です。参りました。読むべし。

今年6冊目。

小川哲『君のクイズ』

小川哲『君のクイズ』を読みました。

クイズで自身を振り返っていくストーリーに感銘を受けて読み勧めていったのですが、最後がえーみたいな。
ちょっと対戦相手が浅いというか、心理を掘り下げていないので、肩透かしを食らってしまいました。

今年5冊目。
※図書館で借りた本