白潟敏朗『上司のすごいしかけ』を読みました。
実践の書。社員をやる気にさせるシンプルなしかけが20個ほど紹介されています。
いずれも簡単に継続実行できるので、一読の価値ありです。オススメです。
ただ、この本の前提は間違っていると思います。
社員のモチベーションを上げ、社員を動かせる上司になるために様々な本が出版されている。しかし、それらは実行するのが難しいものばかりである。だからわかっていててもなかなか実行できない。そこで、継続実行が可能なシンプルなしかけを紹介することにした・・・というのがこの本の始まりです。
しかし、ヨリ根本的な問題は、社員のモチベーションを上げるモチベーションが上司には存在しない、ということではないでしょうか。社員のモチベーションを上げるのが難しいから何も実行しないのではなく、そもそも社員のモチベーションを上げようとしない(思ったこともない)上司が非常に多いのであります。
本書で紹介されているしかけは非常に有効だと思いますし、私もいくつか実践しようと思っています。ただ、しかけが広まっていくためには、社員のモチベーションを上げるモチベーションが上司には存在しないという現実を分析した上で、上司をやる気にさせるしかけをこそ、まずは作って広めて行かなくてはならないと思います。
今年46冊目。
橋本保雄『「できると言われる」ビジネスマナーの基本』
菅原裕子『コーチングの技術』
古川久敬『チームマネジメント』
ケヴィン・レーマン/ウィリアム・ペンタック『頑固な羊の動かし方』
秋葉原のヨドバシカメラ
秋葉原のヨドバシカメラに行ってきました。
超大混雑でした。
人の流れも変わりましたね。
私がたまに行っていた喫茶店なんて、以前は閑古鳥でしたが今日は満員でした。
しかし、いまいち面白くありません。
コスメ製品とかを扱っているので、ポイントカードでシャンプーとか買えるのはいいかなあと思うのですが、それだけ。あとは単なる大きいヨドバシです。
「電車男」のヒットがあったわけですから、やはりここはファイブフォックスと提携してコムサを同一ビルに呼び込むとかすればかなり面白い展開になったと思います(梅田店がそうですよね)。なーんの冒険もない守りの店舗展開のように感じられます。つまらないですね。ま、ポイントカード持っているのでたまに行っちゃいますけど。
山田真哉『女子大生会計士の事件簿(DX.3)』
山田真哉『女子大生会計士の事件簿(DX.3)』を読みました。
表紙の絵(by 久織ちまき)がなかなかよい。
さて、文庫版3冊目です。
中でも一番いいのが「監査ファイル4 <未来の財務諸表の作り方>事件」です。ネタバレになりますが・・・、萌さんがあるホテルの精緻な会計システム(部門別会計)を壊す提案をします。部門別会計だと、部門間で仕事の手助けをする際に、複雑な処理が必要になって、なかなか協力しあうことができませんでした。部門別会計の撤廃により、手続きが簡略化され、業務効率をアップすることができたのでした。
ここ、私の勤める会社の人々によく読んでもらいたい部分であります。
とりあえず周りの人々に勧めてみよう。
近藤哲生『はじめてのプロジェクトマネジメント』
クロネコヤマトの宅急便集荷・再配達受付について
クロネコヤマトの宅急便集荷・再配達受付はインターネットで行うことができます。
さっそくやってみたのですがー、ひどいー。
再配達が受け付けられたのかがよくわからないです(メッセージが出ない)。
なおかつ、困ったときの問い合わせ先がない(^^;;
こりゃ、そのうち日通に抜かれるな。
クールビズと2プライスショップ
昨日、紳士服の2プライスショップを何店か回りました。Perfect Suit FactoryとThe Suit Companyとスーツセレクト21に行きました。
ズボンとワイシャツが欲しかったので。もちろんクールビズ対策です。
結果、非常に興味深いことがわかりました。
2プライスショップはクールビズに全然乗り気ではないのです!
クールビズのロゴみたいのがあって、デパートだとワイシャツ売り場に大きく掲げてありますが、2プライスショップにはロゴはありません。
店員も、クールビスのクの字1つ表に出さず、ひたすらスーツを買わせようとします。閉口しました(笑)。
同じ紳士服ショップでも、2プライスでないところ(taka-q等)は、クールビズを大きく打ち出して半袖ワイシャツを売っています。この差は面白いですね。2プライスショップの利益の源泉はやはりスーツなのでしょう。逆に、クールビスを前に出していけば他の2プライスショップとの差別化になると思うのですが、そうするとスーツが売れなくなるのかな?
結局何も買わずに終わってしまいました。