阿部ねり『安部公房伝』を読みました。
高校生のときに、私の周りで安部公房が流行りまして、小説は安部公房しか読まない!といった同級生も現れる始末でした(ああ、A君とA君、元気でしょうか)。ワープロ使って小説書くことについて、みんなで(3人で)論じあったりと、なかなかアツかったなあ。なつかしい。
言語論の部分が浅く、全集からのインタビューが1/3程度含まれているなど、内容的にはちょいと残念。他の作家との交流の部分はもっともっと書けたのではないでしょうか。
今年31冊目。
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』を読みました。
医療ミステリー。上巻と下巻でリズムが変わるのがおもしろい。
今年122,123冊目。
サラ・パレツキー『サマータイム・ブルース』
サラ・パレツキー『サマータイム・ブルース』を読みました。
こういう女性探偵ものもいいねえ。ハードボイルド好きです。
今年115冊目。
エラリ・クイーン『Yの悲劇』
エラリ・クイーン『Yの悲劇』を読みました。
4年ぶりの再読です。
改めて読んでも名作ですな。ミステリーの古典。
今年62冊目。
宮部みゆき『蒲生邸事件』
宮部みゆき『蒲生邸事件』を読みました。
二・二六事件が舞台のサスペンス。良かった~。さすがは宮部みゆきだ。
ちなみに「二・二六事件」は“にーにーろくじけん”です。“にーてんにーろくじけん」ではありません。そもそも「・」は“なかぐろまる”であって、“てん”ではありませんし。大学のころ教授に叱られた記憶があります。
あと、光文社新書版だと裏表紙に「歴史の傍観者たちのあと知恵姿勢に強烈な批判を加えた」とあります。しかし、歴史の審判というのはそういうものです。あと知恵で批判されうる、あとあと批判されたときに耐えうるのかどうか、ということを念頭に置きつつ、今・ここで活動をしていくべきなんだと思います。
今年54冊目。
島田荘司『御手洗潔の挨拶』
島田荘司『御手洗潔の挨拶』を読みました。
短編集。4作品入り。
2作品目のトリックはやっぱり無理があるような。大仕掛けすぎて現実味がない。それ以外の作品は良いです。
今年50冊目。
垣根涼介『午前三時のルースター』
垣根涼介『午前三時のルースター』を読みました。
ハードボイルドもの。
オススメです。
今年49冊目。
安部公房『榎本武揚』
安部公房『榎本武揚』を読みました。
安部公房のイメージからするとだいぶかけ離れた本だと思います。榎本とその“転向”を描いた小説です。
今年47冊目。
※図書館で借りた本。
筒井康隆『時をかける少女』
筒井康隆『時をかける少女』を読みました。
若いころに読むべきだったな。
今年46冊目。
※図書館で借りた本。
赤井三尋『翳りゆく夏』
赤井三尋『翳りゆく夏』を読みました。
大手新聞社が20年前の誘拐事件を追う。
なかなかよかった。オススメ。
今年45冊目。
※図書館で借りた本。
