大阪圭吉『銀座幽霊』

大阪圭吉『銀座幽霊』を読みました。
 
銀座幽霊
 
短編集。
戦地に散った大阪圭吉の小説は、本書と、『とむらい機関車』のみ、現在手に入れることが可能です(『とむらい機関車』は国書刊行会版もあるようです)。いずれ、全作品が読めるようになれば素晴らしいことだと思います。
 
今年81冊目。

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アーシュラ・K.ル=グウィン『ゲド戦記(3)さいはての島へ』

アーシュラ・K.ル=グウィン『ゲド戦記(3)さいはての島へ』を読みました。
 
ゲド戦記(3)
 
映画「ゲド戦記」の原作。
映画はこれをどのように解釈しているのでしょうか。映画の評判はかなり悪いようなので、逆に楽しみにしています。
 
今年75冊目。

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ジョン・ディクソン・カー『皇帝のかぎ煙草入れ』

ジョン・ディクソン・カー『皇帝のかぎ煙草入れ』を読みました。
 
皇帝のかぎ煙草入れ
 
良くできている(偉そうなコメント)。
風景描写や心理描写にも優れている。推理小説は謎解きしたくてはやく読み進めてしまいますが、これはじっくりと読むべき本かと思います。
 
今年69冊目。

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