小説評 – Page 41 – るとるのぶろぐ

森博嗣『θは遊んでくれたよ』

森博嗣『θは遊んでくれたよ』を読みました。
　

森博嗣『θは遊んでくれたよ』
　
ミステリー的にはどうかと思うのですが、森博嗣さんのキャラは非常に魅力的。それで読まされてしまう感じですね。

ジェームズ・ケイン『郵便配達は二度ベルを鳴らす』を読みました。
　
郵便配達は二度ベルを鳴らす
　
ハードボイルド小説ですな。いやー、面白かった。

村上龍『空港にて』を読みました。
　

村上龍『空港にて』
　
『半島を出よ』も読まないとな。

京極夏彦『塗仏の宴（宴の支度）』『塗仏の宴（宴の始末）』を一気に読破しました。
　

　

　
いやー、面白かった。期待に外れることはないですな。
オススメ。

森川幸人『ヌカカの結婚』を読みました。
　

森川幸人『ヌカカの結婚』

　
先日の結婚式二次会にていただいた本。
虫たちの性模様を擬人化して絵本にしています。非常に面白い。周りの環境に応じて性を変える虫がいるんですね。今まで知りませんでした。

奈須きのこ『空の境界（下） The garden of sinners』を読み終わり。
　

奈須きのこ『空の境界（上） The garden of sinners』を読みました。
　

　
長編かと思いきや、お話がいくつかに分かれています。
上下巻にまたがる「矛盾螺旋」がいいです。つっこみどころがないわけではないですが（あの登場人物ならアラヤ識ぐらい知ってるだろー、みたいな）。

京極夏彦『絡新婦の理』を読みました。
　

　
京極夏彦さんは宗教と女性の問題を追及しますね。
本作ではキリスト教における女性観が論じられています。
　
それにしても非常に面白い。
出張中に一気に読み終えてしまいました。

ベルンハルト・シュリンク『朗読者』を読みました。
　

　
イマイチ。
主人公の行動に疑問多し。また、ハンナの最期も唐突でよくわからなかったです。

五味川純平『人間の條件（下）』を読みました。
　

五味川純平『人間の條件（下）』
　
全三巻読破。