江利川春雄『英語と日本人―挫折と希望の二〇〇年』を読みました。
200年に渡るに英語と日本人の関係史です。英語学習者として非常に興味深く読みました。
しかし最近の英語教育は混迷しているようで・・・ちょっと心配です。
産業界からの英語人材の要求が歴史の中で何回も出てくるのですが、本当に必要なのか、必要だとしても、どう教育するのかはちゃんと議論したほうがいいように思えます。ビジネスで使うコミュニケーション英語であれば、社会人になってからも学べるし、むしろ継続学習こそが重要なので、社会人教育の文脈で考えるべきではないのかしらん。
今年8冊目。
※図書館で借りた本。