伊藤亜紗『目の見えない人は世界をどう見ているのか』を読みました。
NHKの「SWITCHインタビュー 達人達」に著者が出ていて、興味を持って手にとった次第。
目が見えないので視覚の情報量が少ない。少ないからこそ見えている世界があって、目の見えない人とのインタビューやふれあいからそうした世界を紹介していきます。
見える人と見えない人とが一緒に美術鑑賞する「ソーシャル・ビュー」は興味深い。見える人も言葉にする中で美術を捉え直すのです。一緒に美術を経験しているような感じになります。いつかやってみたいなあ。
今年39冊目。
※図書館で借りた本。