川上未映子『夏物語』を読みました。
原因不明の右腕上腕部痛があったのとコロナ禍で、休みでありながらも出歩くことができない中、読んだ一冊。
2部構成なのですが、第1部と第2部でだいぶ違っており、違和感が。後で調べったところ第一部は別の作品のリライトのようでした。
以下内容に触れます。
第2部で善百合子という登場人物のの対話を経て、産む産まないに関して、どのような結論を主人公が出すのかと思ったのですが・・・かなり拍子抜けしてしまいました。彼女との間に線を引いて終わってしまったように見えました。対決もなければ、結局抱きしめることもなく。
あとそもそも夏子の、産みたい、会いたい、という気持ちについていけませんでした。結構唐突に出てきたようにも思います。
疑問を感じる一遍となりました。
今年41冊目。
※図書館で借りた本