小林美香『写真を<読む>視点』

小林美香『写真を<読む>視点』を読みました。

7つの<視点>から写真、写真史が論じられます。
子どもたちと性の視点が特に興味深かったです。

今年2冊目。

ミヒャエル・エンデ『モモ』

ミヒャエル・エンデ『モモ』を読みました。

実家で本の整理をしました。いや、親が片付けろとうるさくて。
ダンボール13箱ほど売却することにしました。
整理する中で、ふと目についたのがこの本。無論捨てられるわけもなく、再読することにしました。

就職して20年目にこの本に再び出会えたのは非常に良かったです。
時間どろぼうが出てき、それに協力する人がいる。「時間とはすなわち生活」であり、「人間の生きる生活は、その人の心の中にある」(p.75)のであるならば、時間どろぼうも、協力する人も、私です。時間を盗まれるがままにしていた自分に気づきました。

時間を少しでも取り返したいと思った一年の始まりでした。

いまハードカバーでは売ってないようですね。今回読んだハードカバー本を大事に本棚にしまっておくことにしよう。

今年1冊目。

Apple Watch Series 4買った!

悩み抜いてApple Watch Series 4買った!

44mmスペースグレイアルミニウムケースとブラックスポーツバンドにしました。
貼ってあるのとは違くて、選んだのはGPSモデル。

・会社でホワイトを持っている人が居たのですが、結構目立つんですよね。ブラックは目立たないし、まあシンプルな感じで良いかと。
・老眼が進んでいるので44mmにしました・・・。
・ステンレスは高いので諦めました。高級感あるのは良かったのですが。
・スポーツバンドかスポーツループか。スポーツループは安っぽい気がしました。持っておられる方すいません。
・Apple Careには加入しました。腕にはめるもので、ぶつけそうだったので。

今後は「るとるのITぶろぐ」の方に書きます。

鈴木信行『宝くじで1億円当たった人の末路』

鈴木信行『宝くじで1億円当たった人の末路』を読みました。

段々と末路な話ではなくなってきて、あれれと思ったのですが、特定テーマに関する専門家との対談集と考えると良いんですね。
同調圧力に抗するのは非常に良いです。が、テーマの選び方がバラバラで、いまいち私には参考にならないものもありました。

今年78冊目。
※図書館で借りた本。

三上延『ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~』

三上延『ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~』を読みました。

6を読んでからだいぶ時間経っていましたが、やっとこさ読みました。
物語がついに決着。母娘対決にはゾクゾクしました。
よかったなー。まだ続いているようなので、読んで行きたいと思います。

今年77冊目。
※図書館で借りた本。

中村麗『これだけは知っておきたい「名画の常識」』

中村麗『これだけは知っておきたい「名画の常識」』を読みました。

寓意(アレゴリー)、すなわち何らかの記号で間接的に意味を表すというのが絵の中にはあったり、登場人物を表す印があったりするのですが、それらのいくつかを紹介し解説している本。

ティツィアーノのウルビーノのビーナスは有名で美術検定で必ず覚えなければならない絵の一つですが、ビーナスであることを示す印がいくつも仕込まえていたのでした。学びが多かったです。

今年76冊目。
※図書館で借りた本。

高階秀爾『ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」はなぜ傑作か?: 聖書の物語と美術』

高階秀爾『ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」はなぜ傑作か?: 聖書の物語と美術』を読みました。

キャッチーなタイトルになっていますが、サブタイトルのほうが本書の特徴を表しています。聖書の物語ごとにいろいろな画家の絵が取り上げられていて解説されています。それぞれの画家がどう描いたかをじっくり読んでいくのが非常に面白い。

あと、サロメの変容も興味深かった。聖書だと母親にそそのかされる少女なのですが、それが男性を誘惑する女性像に変わっていきます。

今年75冊目。
※図書館で借りた本。

河合雅司『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』

河合雅司『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』を読みました。

今後の日本の未来の姿がデータと共に示されます。
少子高齢化が進んでいくとどうなるか・・・結構衝撃的です。ぜひ読むべきです。

解決策も記されています。
選択と集中を行い、コンパクトな国造りをしていくべし、っていうところになるかと思います。具体論の実現はなかなか難しそうですが、方向性としてはそうしていくべきだと思いました。

今年74冊目。
※図書館で借りた本。