高階秀爾『ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」はなぜ傑作か?: 聖書の物語と美術』

高階秀爾『ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」はなぜ傑作か?: 聖書の物語と美術』を読みました。

キャッチーなタイトルになっていますが、サブタイトルのほうが本書の特徴を表しています。聖書の物語ごとにいろいろな画家の絵が取り上げられていて解説されています。それぞれの画家がどう描いたかをじっくり読んでいくのが非常に面白い。

あと、サロメの変容も興味深かった。聖書だと母親にそそのかされる少女なのですが、それが男性を誘惑する女性像に変わっていきます。

今年75冊目。
※図書館で借りた本。

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