本多勝一『中学生からの作文技術』

本多勝一『中学生からの作文技術』を読みました。
 

 
約4年ぶりの再読です。
日本語で作文する際の原則が挙げられています。「かかり受け関係」を常に意識して日本語を書く重要性に改めて気づかされます。句点や読点・助詞の使い方にも注意して文章を書いていきたいと思います。
 
単に作文技術の説明をしているだけではなく、悪い例を取り上げて修正していく形で説明が行われています。クイズをやっているみたいで、楽しみながら作文技術を学ぶことができます。
 
オススメです。もう一回読み直そう。
 
山田ズーニー『伝わる・揺さぶる!文章を書く』と一緒に私の本棚(厳選)行きです。
 
今年5冊目。

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山田ズーニー『伝わる・揺さぶる!文章を書く 』

山田ズーニー『伝わる・揺さぶる!文章を書く 』を読みました。
 

 
“文章を書く”というよりは、“ものを考える”具体的な方法を教えてくれる本です。
 
文章を書く際に、「望む結果」をイメージすべき、というところが一番勉強になりました。
文書の基本構成は、「論点」「論拠」「意見」から成る等、具体例交え平易に説明しており、非常に参考になる本です。“そんなのわかってる”という方にも、基本的な考え方の復習に役立つと思います。
 
文法等の技術論は別の本を読んだほうがいいでしょう。本多勝一『中学生からの作文技術』はいいと思います。…って、本棚のその本を見てみたら2004年に読んだとメモってありました。ごく最近に読んだイメージがあったんだけどなあ。読み直しますかね。ズーニーの本も今読み直しています。定期的に読み直すといい本だと思います。
 
オススメ本。
 
今年4冊目。

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Sharp AQUOS LC-37EX5購入!!

ついに、ついにテレビを買い換えました。
数年来の悲願でした。
 
今までのテレビは、ブラウン管のワイドテレビでした。
購入して15年近くたっており、数年前から音声出力がおかしくなっていました。なぜだかわかりませんが、ヘッドフォン端子をテレビの挿入口に押し付けると音が出るという状態でした。
そこで、古いヘッドフォンの、端子部分を切り取り、それをテレビのヘッドフォン端子挿入口に少し差し入れ、つっかい棒をして固定させるという工夫をしていました。何でこれで音が出るようになったのかは不明のままでしたが。
 
ということで、買い換えようとはずっと思っていたのですが、実行に移せずじまいでした。
今年に入って一念発起!日本経済を救え!(うるさい)
ついに買い換えることにしました。
 
私はAV機器にあまり興味がないので、どれでも良かったのですが、
 
・サイズは37インチだなー。
 (7畳のワンルームですから、ちょうどよいかと)
・時代はフルスペックハイビジョン液晶テレビでしょう!
 (よくわかってないですが何となく)
・倍速には対応していたほうがいいのかな。
 (これまたよくわかってないですが何となく)
・HDDレコーダ持っているから、余計な機能は要らない。
・デザインはベーシックでよい。
・音にはこだわらない。ゆくゆくはアンプとスピーカを別でつけることを考えると、シンプルでよい。
・安さ重要。基本性能満たしていればいいや。
 
ということで選ぶと、Sharp AQUOS LC-37EX5しかありませんでした。
 

 
Panasonic、TOSHIBAは少し高かったんですよね。ま、これは時期とお店によると思います。ちなみに、私が行ったのはヨドバシカメラでした。
 
今日届き、設置してもらいました。
隠れPerfumeファンとしましては、まずは、NHKでデジタル放送された「Perfume 20歳の挑戦 ~Dream Fighter~」を観なければなりません。(おいおい)
録画モードはDRです。一番いい画質のものです。
 
いやー、素晴らしい。素晴らしい迫力。
何でもっと早くに買い換えてなかったんだろう…。人生を少し損した気がします。
 
しかし、ここで問題を発見。
 
続いてPerfumeの「GAME」ツアーのDVDを観たのですが、ものすごく画質が悪い!!
37インチの大きさで、デジタル放送とDVDとを比べると、差が歴然です。
こりゃ、下手なDVDは観れなくなるなあ。
ブルーレイディスクが欲しくなります。
ああ、物欲が膨らむ。

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布団乾燥機 「ブーツクリニック」AD-R70LS-Aの購入

布団乾燥機 「ブーツクリニック」AD-R70LS-Aを買いました。
色はブルー。
 

 
モカブラウンもあったんですよね。ちょっと失敗してしまった。
さわやかなカラーですからいいんですけど。インテリアにはさしてこだわりがないので、よしとしましょう。
 
1Fに住んでいるので、なかなか布団が干しづらい。
前から買おうか買おうと思っていて、すっかりと買いそびれていました。
女性はブーツ乾燥機能も使えるのではないでしょうか。
 
しかしながら、衣類乾燥の機能は使えません。
多い洗濯物には使えません。
除湿機の方がはるかに乾燥できます。
この点不満ですが、基本的にはオススメです。

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ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HD-RX308-Cの購入

ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HD-RX308-Cを買いました。
色はシルキーベージュです。
 

 

今まではペットボトル加湿器を使っていました

3年ほど使いましたが、
 
×加湿される時間が短い
×スチーム式はポコポコ音がうるさい
 
ので、不満がありました。
今回ハイブリッド式に変えました。
風を出す音はしますが、この機種は非常に静かです。デザインも選んだ決め手でした。
 
オススメ。

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日本の選択点を考える(3.高齢化マンション)

日本の選択点@東京新聞の「3.高齢化マンション(建て替え要件は 緩和すべき or 維持または厳格に)」について、考えてみましょう。
 
今の区分所有法では建て替えの要件が厳しい。
築30年以上たったマンションは200年末現在で73万戸あるそうな。
しかしながら、建て替えが実現したのは129件。少なっ!
 
長期的には、政府、自民党が「長期優良(200年)住宅普及促進法」で示したような方向性でしょう。数世代にわたって住めるマンションが生まれれば、建て替え問題は起こりにくいですし、資源を抑え、ごみを減らすことができます。
短期的には、社民党が出しているような、行政機関への相談窓口設置や、高齢者等への助成制度の創設でしょう。
近々のところでは、個々のマンションで話し合って対応するしかないんでしょうね。
 
私は賃貸マンション住まいで、今後もそうするつもりなので、民主党が進める賃貸住宅に対する施設の充実に興味があります。賃貸住宅でもっと優良なのが増えてほしいと思います。
 
以上です。
 
初版作成:2009/1/14(水)

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ZOJIRUSHI 空気清浄機 PA-WB08-TCの購入

ZOJIRUSHI 空気清浄機 PA-WB08-TCを買いました。
 
2009年初頭は、健康系の生活家電に投資することに決めました。
まずは空気清浄機です。
色々と悩んだ挙句、ZOJIRUSHI 空気清浄機 PA-WB08-TCに決定。
 

 
いやー、コンパクトです。素晴らしくコンパクト。デザインもよい。
自動モードでずっと付けっぱなしにしています。
光センサー付いていて、暗くすると静音モードになります。
私はワンルームマンションに住んでおり、本機はベッドの脇においてありますが、音はまったく気になりません。
 
オススメの一品。

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日本経済新聞社編『日経大予測(2009年版)』

日本経済新聞社編『日経大予測(2009年版)』を読みました。
 

 
2008/10に出た本。
・・・読むのが遅すぎました。
日経平均株価の予測など、“おいおい”と思うものがあります。仕方ないですね。読むの遅れた私が悪い。
 
クライアントの業界の動向をチェックするには良い本。
また、宇宙基本法で宇宙の防衛目的利用が解禁されたというのはこの本ではじめて知りました。
色々なジャンルで書かれているので、チェック漏れていたニュースに気づくことができます。この点もいいかな。
今読むのはオススメしませんが。
 
今年3冊目。

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日本の選択点を考える(4.医療格差)

日本の選択点@東京新聞の「4.医療格差(研修制度見直し or 不人気科の待遇改善)」について、考えてみましょう。
 
 地域ならびに診療科目別の格差の問題は昨今のドキュメンタリーでもホットなテーマであります。
 地方病院の勤務医、外科、小児科、産婦人科の医師が減っています。
 
 原因のひとつは労働環境の問題です。特に外科、小児科、産婦人科の労働環境は劣悪です。東京新聞には、自殺した小児科医の配偶者のインタビューが載っていました。「医師は犠牲の精神でやってきたが、善意だけではやっていけなくなっている」と訴えています。
 2004年に導入された臨床研修制度も原因のひとつ。2年の研修期間中に各科を巡回できるようになり、科目選択の自由が広がりました。その半面で医師の偏在につながりました。たとえば小児科で激務を経験すると、小児科を希望する気が失せてしまいます。NHKスペシャル「医療再建 医師の偏在 どう解決するか」(2008/12/21放送)で、研修医が率直にそのようなことを言っていました。結果として人気のある科目、地域に医者が集中することになってしまいました。
 
 ①労働環境の改善を行うべきです。(a)待遇改善が必要でしょうし、そもそも忙しくならないように(b)医者の仕事を楽にする、つまり医者にかからないようにする取り組みも必要です。
 また、②医者の偏在を改善しなければなりますまい。医者の偏在に関しては、(a)医者の総数を増やしつつ、(b)医者の配置のコントロールが必要になると思います。具体的には以下の通り。
 
 ・①(a)⇒医者の待遇改善
 不人気科目の医師の給与UP。特に勤務医でしょうか。また政府が推進している、不人気科目の研修の充実もよい施策だと思います。
 
 ・①(b)⇒病院以外の活用
 単身者の私が言うのもなんですが、たとえば小さな子どもを育てていて、急に様子がおかしくなったら、親はあわててしまって、救急車を呼んでしまいたくなるようなこともあるでしょう。しかし、すぐに病院に行くことを考えるのではなく、例えば自治体が提供する窓口を使ってみるとかを考えるべきです。私の住む自治体では、親向けの電話相談窓口が開設されています。
 あと最近では妊婦のたらいまわしの問題なんかが起きていますが、病院以外の活用として、助産院の活用を行っていくべきでしょう。残念ながら、今は制度設計のミスにより助産院が減っています(フジTV ザ・ノンフィクション「「命を大切に」なんて たやすく言うな」(2008/11/2放送))。
 制度を整えて、患者も病院以外の制度を知って、活用していく必要があります。
 
 ・①(b)⇒予防医療
 夕張医療センターの村上智彦医師が予防医療の重要性を訴え、実行していますね。村上医師が北海道せたな町で働いていたときも、予防医療への取り組みとして、地域回って説明会を開いていたりしました(NHK ETV特集「ある地域医療の“挫折” ~北海道せたな町~」(2006/5/20放送))。できるだけ医者にかからなくて済むようにすること。これは我々一人ひとりの取り組みですし、行政も情報提供するなど、サポートを行うべきでしょう。
 
 ・②(a)(b)⇒医者を増やすための医学部定員増とヒモ付き奨学金制度
 医学部の定員増は政府も行っていますし、民主党も主張しています。しかし、医学部に行くにはお金がかかるというのも忘れてはなりますまい。地域の大学で、ヒモ付きの奨学金を出すことも検討するべきだと思います。奨学金を出す。もし、そこの大学の医学部に勤務するのならば、奨学金は返さなくていいといった制度です。医者目指す人増えそうですし、地域に人も来そうですし、一石二鳥かと思います。
 
 ・②(b)⇒地域と科目で割り当てる医師数の上限設定
 NHKスペシャル「医療再建 医師の偏在 どう解決するか」(2008/12/21放送)で紹介されていた通り、英国では色々な取り組みが行われています。日本でも導入を検討するべきです。一定地域で医師数が一定数を超えたら、そこでの開業はできない、等。科目ごとの医者の数も上限設定してよいでしょう。整形科医ばかり増えるのも、医療全体を見たときには疑問ですし。
 
 「医療格差」という問題に閉じずに、広く医療の問題に関して、現在いろいろな取り組みが行われています。最近も新聞で取り上げられています。特に、患者の受け入れ口が無いというのが問題で、各方面で対策がとられています。私の気づいた範囲でご紹介。
 妊婦たらいまわしに関して、札幌市と大阪府で新たな取り組みが行われています。病院の空き情報を集約し、コーディネータを置いて、医師や救急隊に搬送先を伝えます。「長期的には産婦人科医やNICU(新生児集中治療室)を増やすことが必要」なんですが、短期的な取り組みとして、搬送時間の短縮に効果が出ているようです。(東京新聞 2009/1/6 「危機のカルテ 「病院探し」役が効果」より)
 また、自衛隊病院の開放を拡大し、受け入れ口を増やすということも検討されているようです。その手があったか。興味深いですね。(東京新聞 2009/1/11より)
 
以上です。
(財源の問題は別にまとめる予定です)
 
初版作成:2009/1/11(日)

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