札幌初日

トラブル続きの仕事をなんとか終わらせて、”すすきの”へ。
そこでいいお店を発見しました。
 
皆さんは、
 
・マグロの本当の甘さを知っていますか!
・ブリがどのように口の中でほぐれてゆくかを知っていますか!
 
いやー、すばらしいお刺し身でした。
 
冗談ではなく、札幌でお刺し身を食べるといつも泣きたくなります。それほどに素晴らしいのです!
 
昨日の選挙結果を受け、絶望のどん底にいましたが、かろうじて復活することができました。食って希望です。

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学者の政治参加

明日(じゃなかった、今日)早朝から仕事でありながらもあえて書き込みをするのは、学者の政治参加についてであります。
 
今回の選挙で猪口邦子さんが自民党から立候補しました。
テレビ朝日を見ていたら写ってましたが、政策を論じること少なく、目立ったのは、自民党の他の立候補者のことを思いやる姿勢でした。
 
しかしよくわからないのはなぜ議員になるのかということ。
自らの考える政策を実現したかったために議員になるのでしょうか。
しかしそのように考えて、学者をやめて議員になるというのは、政治を研究し、論じ、教え教わるということが無力であるということを言っているに他なりません。だとすると、政治学というのは何なんでしょう。猪口邦子さんにはこの点を是非説明して欲しいところです(既に説明されていたならすいません)。
 
あくまで在野で、政治について批判的な目を向けていくこと、この中にこそ学者の政治参加はあると思うのですが。

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宮島喬『ヨーロッパ市民の誕生』

宮島喬『ヨーロッパ市民の誕生』を読みました。
 

 
P.17の写真がすごい象徴的です。
英国のウェールズ地方の駅の窓口の写真なのですが、英語と”ウェールズ語”の列挙がされているのです。日本ではあまり意識されないですが、ヨーロッパにおいて、言語の権利を巡ってどのような動きがあるのかを紹介います。
 
そのほか、”シティズンシップ”要求を巡る昨今のヨーロッパの状況を伝えていて非常に面白いです。これもかなり盛りだくさんな本なので、読み通すのが大変ですけど。

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木宮正史『韓国』

木宮正史『韓国』を読みました。
 

 
えー、コホン、大きな声で言いましょう。
超名著です!!
 
いくつかのポイントに分けて韓国を論じているのですが、評価が分かれるポイントにおいて、相対する評価を紹介し、その上で自らの評価を下しています。このような論じ方は非常に参考になるものです。国際関係と国内の問題と関連させて政治を論じる方法がまた非常に勉強になります。
 
韓国のことを考えるにあたってはかならず触れるべき名著と言えましょう。強いて難を挙げるとすると、後半が盛りだくさんすぎるところですね。

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衆議院議員選挙の結果その4

おー、また面白い分析が福岡政行さんによってなされています(テレビ朝日。23:22頃)。
無党派層なのですが、自民と民主に投票した割合は半々のようです。
 
こんなもんなんですかー(※1)。意外な感があります。
無党派層の自民と民主に投票した割合が半々で、これほど自民が大勝するメカニズムというのはいったい何なのでしょう。やはり自公選挙協力なのか。明日以降の分析がますます楽しみですねー。
 

テレビ朝日を見てるんですが、もう一人の解説者は話を単純化しすぎですな。民主党は何もやらなかった、と言っています。確かに民主党は今回話にならなかったとは思いますが、マスコミの人間がそういう評価を繰り返すことが引き起こしかねない問題についての配慮があまりないですねー。福岡政行さんがやっているように、計量分析を進めながら慎重に話をしないと。テレビですし。
(23:28追記)

 

※1.正式には選挙結果が出そろった後の選挙分析を待たなくてはいけません。

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衆議院議員選挙の結果その2

自民党の比例名簿が足りなくなるとかならないとか。
圧倒的な自民大勝ですね。何でここまでの結果になったのか、選挙分析が楽しみであります。
 
しかし、仮に有権者が”郵政民営化”で自民党に投票したのだと仮定して(※1)、そのほかの論点についてはどうなるのかという疑問が強く残ります。
 
例えば、消費税の問題。
小泉首相在任中はアップしないと言ってますが(って、これって無責任発言ですよねえ)、消費税のアップは可能になります。むろん、参院における野党は無視できないでしょうし、自民党も一枚岩ではないですし、今回の選挙で大きな役割を果たしたであろう公明党の存在(※2)もあるので、簡単ではないですが。
ここらへん、なし崩し的に政策が進められてしまう恐れがある。今回の投票行動がいかなるものであれ、有権者は自民党にフリーハンドを渡したことになるわけですから(何せ委員会とかすべてで自民党が過半数を取れるんですから(※3))、有権者はその危機感を持って、政権をチェックし、今後行われる選挙(地方選や参院選含め)で、意志を示さなくてはならないでしょう。
 

テレビ朝日で小泉首相が面白い発言をしましたね。
郵政以外で何をやるかは、今までの実績を見て、”言わなくても”国民はわかっているだろうとかなんとか。これはなし崩し的に政策が進められますねえ。
しかし、ここの点を追求するのではなく来年以降も総理総裁をやるやらないの話にしてますねえ。田原総一朗や古舘伊知郎ってダメですなあ。
(23:02追記)

 
明日早朝から出張なので、ここまでですね。
 

※1.正式には選挙分析を待たなくてはいけません。
※2.同上。マスコミや研究者の方々のお仕事に敬意を表しつつ、大いに期待しております。
※3.正式には最終的な選挙結果を待たなくてはいけません。

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衆議院議員選挙の結果その1

福岡政行さんがテレビ朝日にいるので、速報はテレビ朝日を見ております。
 
まだ出口調査結果しか出てきてませんが、自民党の大勝は堅そうですね。
無党派層が”郵政民営化”支持で自民党に投票したというのがその理由でしょうか。
 
・・・と思っていたのですがそれは一面でありまして、『選挙ステーション2005』で福岡政行さんによる面白い解説がありました。
綿密な自公選挙協力があって、この大勝が成り立っているというのが数値とともに示されていました。投票率もそんなに高くないので、公明党の組織力がいつものごとく働いたと言うことでしょうか。
(投票率高そうなので、修正します(22:03))

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出張準備

明日から一週間ほど北の大地に出張なので、準備に追われております。
やっとさっき終了。忘れ物は無いはずだ。
向こうの気温がいまいちわからないので、どのような衣類を持って行けばいいのか悩みます。ま、とりあえず秋物ジャケット1つ持って行けばどうにかなるかな。
 
あー、明日から大変ですな。

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