2017年夏の北海道旅行 6日目最終日です。
「2017年夏の北海道旅行 1日目〜2日目 レンタカーで夕張から富良野へ」「2017年夏の北海道旅行 3日目 レンタカーで富良野から旭山動物園へ」「2017年夏の北海道旅行 4日目 ぐうたら鉄道旅行と登別温泉」「2017年夏の北海道旅行 5日目 登別温泉から洞爺湖へ」の続きです。
（「金毘羅火口遺構散策路」にて）
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「洞爺山水ホテル 和風」の朝食。ビュッフェ形式です。朝イチで予約していたところ、客は私しかいませんでした。遠慮なくどうどうと色々な食べ物をとるとる。野菜系が充実していました。ご飯も美味しかったなあ。
このお宿の店員さんは結構お若いです。だからか、色々なところで私語をする姿を目にしました。不快とまではいきませんでしたが、気になるところ。上位ランクのホテルを目指すならば、改善が必要と思われます。
朝のお風呂もいただいて、身繕いして精算を済ませて出発です。
バスターミナルまでてくてく。途中で足湯を見かけましたが、浸かることなく先を進みます。
バスの時間が合わなかったので、タクシーで「昭和新山」のところの「有珠山ロープウェイ」へ。タクシーの運転手さんがこれまたいい人でした。
ロープウェイのところにはコインロッカーがありました。重い荷物はそこにしまって、ロープウェイに乗り込みます。
この日は残念ながら天気は雨。昭和新山を見れたのもロープウェイの中からでした。以降、昭和新山のてっぺんのところは雲に覆われて、見えずじまいでした。
ロープウェイの有珠山頂駅に到着。近くの展望台から観る洞爺湖は、雲の合間に少しだけ見えて、これはこれでいい感じでありました。
ロープウェイ駅のそばで杖を借りることが出来ます。本日の私の相棒。
・・・と、ここでiPadからの怪しいアラート。テストだそうな。無視して先を行く。
北海道はこの時期、アジサイが咲いているんですよね。8月のアジサイというのは新鮮です。鎌倉だと6月中旬ですからねえ。
「有珠山火口原展望台」に到着。
ここからハイキングコースがスタートします。行ってみることにしました。
本来はハイキングコースの道すがら、火口が見えるのでしょうが、全く見えず・・・。雨も降っておりましたし。隙間隙間で見えるものはありました。
っとここでもまた緊急アラート。経済産業省のメール誤送信だったようです。困るなあ。・・・と言っても、私も一応IT業界で保守運用の”オペレーション”に携わったことがある身です。こういうのはよくあることです。オペレーションミス再発防止で、担当の皆さんはこれから大変だろうなあ・・・と思ったりしました。
ぐんぐん進む。
ちなみに、セミの鳴き声がしました。このあたりは火山の関係で暖かいからでしょうかね。
最終地点では、いま自分がどこを歩いているのかすらわからないような状況になりました。危ない危ない。
帰りの階段の登りはきつかった。
ま、まあ、オフィスのあるビルで、毎日地下1階から9階まで上っている身からすれば余裕でしたけどねー（やや嘘）。
戻るとちょーどロープウェイの下りの乗車時間だったので、小走りでロープウェイに乗り込む。
ロープウェイを下って、「三松正夫記念館」へ。道すがら、行きに乗ったタクシーが客待ちをしているのを見ましたが、ごめんよー、まだ帰るわけにはいかんのだよー。こちらは昭和新山を記録した方の記念館です。昭和新山を私有して、後世に残したとか。「ミマツダイヤグラム」という、昭和新山が誕生する過程をダイヤグラムにしたスケッチでも有名です。
記念館の隣にアイヌの家が再現されていました。少し観る。
ちょうどお昼時で、「三松正夫記念館」に行くときにも何店か見て回りました。団体客でいっぱいのお店もあって、どこにしようかと思ったのですが、「華」というラーメン屋さんにしました。入店したら満員でしたが、奥のライトのついていない部屋に未だ席があって、そこをオープンしてもらいました。「新山担々麺」をいただく。美味しい担々麺でした。店員の女の子が非常に可愛い。注文取った後に「おじーちゃーん、担々麺だってー」とか言っていたので、お孫さんですかね。家族経営のいい感じのお店でありました。なお、担々麺を食べているときに、どこぞの女性がやってきて「添乗員の方ですか？」と声をかけられる。旅行先で一人食事をしていれば、間違えられもするというものです。
この頃には昭和新山は雲に覆われてしまっていました
洞爺湖有珠山ジオパーク情報館を巡ったり、お土産を見たりしてから、バスで洞爺湖に戻る。
もっとゆっくりしても良かったのですが、「金毘羅火口遺構散策路」に行きたかったのであります。洞爺湖のバスセンターのそばにあり、2000年の火山被害の状況を残している遺構です。
遺構をめぐっていて、ふと足元に何かを感じました。マンホールです。こ、これはもしや、と思って、草に覆われたマンホールをきれいにしてみると、電電公社マークが現れました！
おー、こんなところで出会うとは・・・。私はNTT出身なので、こういうものに目がないのであります。
さておき、雨が降る中、散策路をぐんぐんと進んでいきました。珠ちゃん火口を眺めて、有くん火口に到着。なかなかに見事な火口でありました。静かなときをしばし過ごす。
雨の中、散策路をもとに戻って、トイレに行きたくなったので、前日も行った「洞爺湖ビジターセンター」へ。トイレをお借りしました。それだけじゃ悪いかなあと思って、ジュースをいただいて、バスセンターへ。洞爺駅に向かいました。
洞爺駅をウロウロしていると、お弁当が販売されていました。30%オフ。スルーして、少し仕事のメールをチェックしてから、近くのスーパーでビールを買って、再びお弁当コーナーに行くと、50%オフになっていました。地元の名物を食べたいなあと、「洞爺のホッキめし」をセレクト。JR北斗車内でいただきました。
JR北斗はしかし、かなり揺れますなー。ビールとお弁当を手で抑えておかないと危ないシーンもありました。振り子構造の列車なので、仕方ないのかもしれませんが、ちと厳しかった。
新千歳空港に到着。Jetstarのチェックインを済ませる。Webからも可能なのですが、私の場合は非常口そばだったので、WebからはNGとのこと。空港の端っこのJetstarコーナーに行って、チェックインを行いました。出て来るチケットはかなりシンプルなもの。コスト削減努力を感じます。
空港で夕食。ウロウロした後、「きくよ食堂」を見つけました。函館にあるお店。新千歳空港に進出したらしい。ちょいと奥まっているので、お客さんはそれほどは居ませんでした。ここは空港内にしてはそこそこリーズナブル。オススメです。ホッキのお弁当を食べていたこともあって、ご飯少なめにしていただいた上で、いくらとうに丼を食す。美味しかったなー。
うーん、しあわせ。
空港内をうろちょろ。初音ミクのショップも行きましたが、品切れとかもあって、いいアイテムが見つからなかったのでスルー。
職場向けのお土産を購入。北海道のお土産はいつもロイズのチョコレートです。持って帰るにちょうどサイズがよく、数が多く、美味しい、という、三拍子そろった見事なおみやげだと思います。5箱購入。これでリュックが満タンになったので、手荷物としてJetstarに預けて、搭乗手続きを済まして、さようなら北海道。また来るよ−。
Jetstarでは、非常口の乗客は優遇されます。優先搭乗ですし。その代わりに、手荷物はすべて上の棚に入れる必要がありますし、非常時は協力しないといけませんが、その代わりに足元はゆったり。いいですねー。次回以降も非常口を選択しよう。
Jetstarのため、成田空港に到着。
Terminal3なので、結構歩きますが、まあ北海道で食べすぎましたから、いい運動かなあと。
成田から市川まではぷち贅沢でJRのグリーン車。ゆったりと帰宅したのでありました。
以上が2017年北海道旅行記です。
いつかまた北海道に行くぞー！！！