昨日、午後からOffだったので、フェルメール展を観にいこうと上野へ。
平日だから空いているだろうと思ったのですが、激混みでした。
満員電車か!というような状況だったので、あきらめました・・・。
うーん、すごい人気だなあ。
少しだけ散歩して別の場所へ。
写真はFinePix F50fd。コンパクトデジカメは難しい。調整の仕方がさっぱりわからず(マニュアル読めよ)。
ヴィルヘルム・ハンマースホイ展~静かなる詩情~
ヴィルヘルム・ハンマースホイ展~静かなる詩情~を観にいきました。
11/8(土)のことであります。
上野公園周辺をうろうろした後、国立西洋美術館へ。
国立西洋美術館は世界遺産に推薦されているらしい。何でだろうと思って、帰宅してから調べたのですが、ル・コルビュジエの作品のひとつとしての位置づけらしい。それなら納得であります。
ちなみに下の写真は国立西洋美術館から外を望んだもの。正面の建物は東京文化会館です。
で、ヴィルヘルム・ハンマースホイ展でありますが、非常に良かった。
静かな室内画が素晴らしい。あのトーンは良いですね。カタログも買ってしまいました。
ハンマースホイはデンマークを代表する作家の一人でありますが、同時期に活躍したデンマークのピーダ・イルステズやカール・ホルスーウの作品も展示されています。
家を出たのが遅かったのと、上野公園をうろうろしていたせいで、入館が遅くなりました。
ハンマースホイ展は普通に観れたのですが、常設展は観れませんでした。時間切れ。国立西洋美術館の常設展は印象派が多くて見ごたえがあるんですよねー。惜しいことをした。
横浜トリエンナーレ2008
現代美術の展覧会、横浜トリエンナーレ2008に行ってきました。
横浜の馬車道駅には、横浜トリエンナーレ2008の横断幕が掲げてあります。
改札出たところに入場チケット販売所もあるので、早めに買っておくが吉でしょうね。
駅から出ると、道には横浜トリエンナーレの幟が掲げられています。
てくてく歩いて、メイン会場のひとつである新港ピアに到着。
なぜか知りませんが、横浜トリエンナーレは写真撮り放題です。
作品の写真も撮れちゃいます。いいのかなー。
ちょっと疑問だったので、舞台裏を撮るにとどめました。なんだかこれも作品のような感じ。
新港ピアを出た後は、横浜赤レンガ倉庫1号館へ。
途中に海上保安庁がありまして、しきしまが係留されていました。プルトニウム運搬船護衛用の巡視船ですな。
隣には海上保安資料館横浜館があり、北朝鮮の工作船が展示されています。
工作船に対する攻撃を正当防衛とするビデオが流されており、海上保安庁の涙ぐましい努力が笑いを誘います。なんで工作船ごときでわざわざ資料館建てるかなーと思いましたが、組織の正当性を訴えるに最適の事例なんでしょうね。
ここで少し休憩。
横浜赤レンガ倉庫1号館は昔の映像作品と大き目のインスタレーションが中心でした。
その後は日本郵船海岸通倉庫 (BankART Studio NYK)へ。
途中に横浜税関があり、展示スペースがあったので立ち寄る。
妙にキャラクターがかわいい。なんだこのかわいさアピールは。
日本郵船海岸通倉庫では、1Fの勅使川原三郎さんの展示が大混雑!!本を読みながら並びました。
あまりに混んでいたので、途中で並ぶのやめようか悩んだんですが、並んで待った甲斐がありました。
オススメであります。
・・・ということでメインの3会場を回ったのですが、映像作品が多いので、時間がかかります。午後半日で回りましたが、日本郵船海岸通倉庫は駆け足になっちゃいました。まる1日かけるか、2日に分けていったほうがいいと思います(チケットは2日間有効ですし)。
人は多かったですね。現代美術は一見難しいようでいて、前提知識が要らないので、誰でも楽しめます。子供連れも多かったです。とはいえ、わけわかんない作品も多いので、ガイドを借りたほうがよかったかな。借りるかどうするか、いつも悩むんですが、今回は借りずに回りました。
2008/11/30までやっているので、是非。
西洋絵画の父「ジョットとその遺産展」@東郷青児美術館
ジョン・エヴァレット・ミレイ展@Bunkamura ザ・ミュージアム
アネット・メサジェ /森美術館『アネット・メサジェ 聖と俗の使者たち』
アネット・メサジェ /森美術館『アネット・メサジェ 聖と俗の使者たち』を読みました。
先日行った森美術館で購入したもの。
論考が難しい。インタビューは参考になります。
今年62冊目。
「アネット・メサジェ:聖と俗の使者たち」展
「アネット・メサジェ:聖と俗の使者たち」展を観に行きました。
六本木ヒルズの森美術館で開催されています。
ぬいぐるみや毛糸、写真等を使ったインスタレーションが展示されています。
動物の着ぐるみを利用したものもありました。それはあるときは仮面であり(「彼らと私たち、私たちと彼ら」)、あるときは観察対象でもある(「観察中」「残りもの(家族Ⅱ)」)。無ければならないもののようで、着脱可能でもあります。脱げるんだということを、日常のなかでは忘れてしまいがちです。一見ファンタジーなアートで気づきを与えてくれます。
あと、鳥の剥製を使った最初の展示「寄宿者たち」は結構衝撃的でした。
あまり評判は良くないかもしれません。批判的、というか嫌悪感をあらわにする人が周りに何人かいました。
展示会にあわせて販売されている画集はなかなかよいです。インタビューも参考になります。
論説もいくつか載っていますが、現代アートに関する論文はわからないんですよね。
ひとえに私の勉強不足。文献集めて勉強せねばー。
わたしはあなたが理解できない展
モディリアーニ展@国立新美術館
モディリアーニ展@国立新美術館に行ってきました。
NHKの「モディリアーニ ~仮面に秘めた人生~」を見たことで、行ってみようと思い立った次第。
国立新美術館という建物に行くのは初めてでした。
↑建物の内側から外側を撮った写真
一番印象に残ったのは「若い娘の肖像」。
実物見ないとわかりませんが、背景の赤が、肖像の肌に溶け込んでいるようで、本当に美しい。これほどまでに美しい赤色を見たのは初めてかもしれません。
2008年6月9日までやっているので、オススメします。
そのあとは大阪にも行くようです。
モディリアーニ展を見終わった後は、国立新美術館の常設展でも見てみようと思ったのですが、常設展がありませんでした。国展と「アーティスト・ファイル 2008―現代の作家たち」という現代美術の展示会はやっていましたが。
うーん、常設展がないとは、なんていう美術館なんだろう・・・。
家に帰って調べたのですが、国立新美術館にはコレクションは無いとのこと。会場貸し中心だそうな。うーん、そんな美術館あるのかいな。この美術館の在り方には疑問が残りました。
ベルト・モリゾ展
損保ジャパン東郷青児美術館でやっているベルト・モリゾ展に行ってきました。
印象主義のころ活躍した女性画家。
画の緑色が非常に美しい。
筆のタッチを残し、なおかつ塗りつぶさずカンバスをそのまま見せる画が特徴的であります。
幸か不幸かあまり注目されていないようで、日曜日でも空いています。
オススメです。2007/11/25までです。