橘玲『マネーロンダリング』を読みました。
マネーロンダリングを巡るハードボイルド小説です。解説でも述べられていますが、小説中の金融に関する話はかなり真に迫ったものであり、非常に面白いです。
オススメします。
今年7冊目。
※図書館で借りた本。
伊坂幸太郎『ラッシュライフ』
伊坂幸太郎『ラッシュライフ』を読みました。
うーん、このような世界はゲームのサウンドノベルが切り開いていたと思います。小説で後追いしてもそれは興ざめしてしまいます。駄目だな。
今年87冊目。
永井荷風『墨東綺譚』
永井荷風『墨東綺譚』を読みました。
東京は墨東の玉の井の風俗を今に伝える小説です。
玉の井というと、先日散歩した向島です。玉の井駅はいま東向島駅と名前が変わっているんです。
小説は、まー、なんと都合の良いというか自己チューな男だなあと、今読めば思ってしまうんですが。
今年85冊目。
※図書館で借りた本。
石川達三『青春の蹉跌』
石川達三『青春の蹉跌』を読みました。
石川達三を読んだのはこれがはじめて。若いうちに読むべき本です。
経済格差と、若者の自尊心と野心と、男女関係と、ミステリアスに物語が進んでいきます。
今年84冊目。
※図書館で借りた本。
吉行淳之介『原色の街・驟雨』
石田衣良『骨音 池袋ウエストゲートパーク3』
石田衣良『骨音 池袋ウエストゲートパーク3』を読みました。
シリーズ三冊目。相変わらずのスピード感であります。
今ちょうどドラッグが話題になっていますので、最後の「西口ミッドサマー狂乱(レイブ)」は興味深く読みました。ドラッグやっているエディ曰く。
「世界が変わらないなら、自分のほうを変えるしかないじゃん」(p.215)
いや、そんなことはないハズだ。
今年78冊目。
※図書館で借りた本。
田山花袋『東京の三十年』
田山花袋『東京の三十年』を読みました。
田山花袋による東京の記録です。
田山花袋の自伝であり、明治の文壇史であり、東京の風俗史です。日清戦争のナショナリスティックな捉え方、明治天皇の死の捉え方等は当時の様子を伝えるものであります。批判的になれてないのは田山花袋の限界を示すものだと思います。
今年65冊目。
※図書館で借りた本。
田中芳樹『銀河英雄伝説外伝(5)黄金の翼』
田中芳樹『銀河英雄伝説外伝(5)黄金の翼』を読みました。
シリーズ最終巻です!!
いやー、いい小説でした。
今年62冊目。
リチャード・ライト『ブラック・ボーイ―ある幼少期の記録』
リチャード・ライト『ブラック・ボーイ―ある幼少期の記録』を読みました。
リチャード・ライトの自伝的小説。黒人の子供が南部から北部に脱出するまでの物語です。人種差別の実態があるとともに、家庭内での大人との対立から子供が大人になるところを描いています。「生きる」とは何か教えてくれる本。
オススメ。私の本棚(厳選)行き。
今年56,7冊目。
※図書館で借りた本。
ジャック・ロンドン『野性の呼び声』
ジャック・ロンドン『野性の呼び声』を読みました。
犬のバックが野性化するまでを描いた小説。
今年55冊目。
※図書館で借りた本。
