長倉顕太『GIG WORK』を読みました。
はじめのほうが、なんというか、べらんめえ口調なので、ちょっと引き気味に読み始めました。が、内容はかなりしっかりと書かれていました。資本主義を宗教とするなど、冷徹に世界を見ながらも、それはそれとしてそのなかでどう生きていくかを論じています。
参考になり、良い本だと思います。が、会社を辞めるというのは結構な判断ですし、いきなり辞めてもどうにもなるものでもないので、凡人向けとしているからこそ、会社を見極めて就職すべきだし駄目なら転職しよう、といったような論調にした方がより良いかなあと思いました。
今年64冊目。
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