三上延『ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~』を読みました。
やっとこのシリーズを読みました。相変わらずおもしろいです。続編を読んでいこう。
今年25冊目。
※図書館で借りた本
日常を楽しんで。他者に寛容でいて。
三上延『ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~』を読みました。
やっとこのシリーズを読みました。相変わらずおもしろいです。続編を読んでいこう。
今年25冊目。
※図書館で借りた本
逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』を読みました。
素晴らしい小説。今の時代に出るべくして出た小説って感じです。
スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』を読んだ後に本書を読んだ、というのも良かったです。かたや聞き取り、かたや小説ですが、いずれも戦争について深く考えさせてくれる本です。
戦争を論じるときにその傍らに是非本書を。激しくおすすめ!
今年24冊目。
※図書館で借りた本
ソン・ウォンピョン『アーモンド』を読みました。
まとめてしまうと、陳腐な“愛”や“共感”という言葉が思い浮かぶのですが、主人公と一緒に成長を体験することで、ああそうだった、と、大事なものを忘れていた、と思うことになります。
電車内で読んでいて、下車駅で電車を降りて、ホームで読み終え、目に涙をうかべてしまいました。
今年18冊目。
※図書館で借りた本。
伊坂幸太郎『グラスホッパー』を読みました。
私の好きなタイプのハードボイルドもの。
視点が切り替わって物語が進みます。面白かったー。
今年14冊目。
※Kindle Unlimited
越谷オサム『陽だまりの彼女』を読みました。
鎌ケ谷が物語の舞台と知って手にとった一冊。
途中で話のオチは見えてきますが、であっても感動的なエンディングでした。ハッピーエンドで良かった。
今年12冊目。
※図書館で借りた本。
ソン・ウォンピョン『三十の反撃』を読みました。
間違っていることを間違っていると言う。それだけで少し世の中は変わる。そんなメッセージがありました。
そうだと思います。難しい場面もありますけど。
普通の人の物語です。韓国が舞台ですが、共感を持って読めると思います。
今年9冊目。
※図書館で借りた本
西村京太郎『夜の終わり』を読みました。
引っ越しして初めて借りた本は西村京太郎となりました。
先日亡くなられました。
湯河原で写真を撮ってくださったのが非常にいい思い出となりました。サイン本は宝物にします。
時代を切り取るような短編集でした。今後も西村京太郎作品は読んでいこう。
今年8冊目。
※図書館で借りた本
黒島伝治『黒島伝治作品集』を読みました。
よくぞ出してくれた岩波文庫!
小豆島出身の友人がいて前に行ったことがあるものですから、小豆島出身作家には注目しておりました。黒島伝治はその中の一人。
短編とエッセイが収められております。シベリアを舞台にした戦争小説はぜひ今こそ読み返されねばなりますまい。
結構今って戦争が近づいているのではないかと思うのですよね。戦争について考えるに必須な一冊。戦争を「犬喧嘩のようなもの」とする「戦争について」というエッセイも収められています。
今年48冊目。
C.ドイル『THE CASE OF THE BERYL CORONET エメラルド宝冠事件 RETOLD』を読みました。
たまたま、たまたま、某古本屋で見つけました。
古いのですが、お安かったし、英語のリーディングの良い勉強になりました。
どこかで見つけたらぜひ手に取るべき!
今年47冊目。
シモーヌ・ド・ボーヴォワール『離れがたき二人』を読みました。
生前未発表で最近刊行された小説です。
時代の抑圧、そして唐突に来る終焉。
訳者あとがきにもありますが、今から見ると変な道徳規範です。女性は男性との外出が厳しく規制されている中で、猛スピードの車の運転は問題にはなりません。
でもそれは当時動かしがたい規範だったはず。でも後から見るとへんてこりん。そういうのが規範であって、今の我々も後から見るとへんてこりんな規範の中にいて、見えていないのかもしれません。そしてその現代の規範の中に苦しんでいる人の姿も見えていないのかもしれません。
というようなことを考えさせられる一遍で、おすすめです。
今年44冊目。
※図書館で借りた本。